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更新日:2025年2月21日
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東静岡地区の概要
事業主体
- 静岡市
事業開始時の地区の現況
- 国道一号、南幹線、長沼大橋、柚木地下道の幹線道路が周囲を囲み、JRが南北に分断
- 地区中央部に旧東静岡貨物駅跡地があり、その周囲の土地利用は倉庫、店舗、事務所、工場、一般住宅等の住工混在地区
- 地区内の道路・公園・緑地等は未整備で、公共公益施設も立地していない。
基本理念
国際化・高度情報化等の進展に対応し、高次な都市機能を備え、ユニークで魅カある都市空間を持つ新しい未来型の都市拠点をつくる。
基本コンセプト
- 静清一体化都市構造の核となる新都市の形成
- 県都を象徴する「県の顔」にふさわしい国際都市の形成
- 広域の各プロジェクトの牽引カとなる新都市拠点の形成
- 100万都市の政治、経済、情報、文化の中枢を司る複合型高機能都市の形成
事業の経緯
昭和61~63年度
- 東静岡駅周辺整備計画策定調査
昭和62年度
- 国鉄清算事業団売却予定地公表
- 土地区画整理事業A調査
昭和63年度
- 土地区画整理事業B調査
平成元年度
- 新都市拠点整備事業「調査地区」に採択
平成2年度
- 新都市拠点整備事業「事業地区」に採択
- 総合整備計画の建設大臣承認(約86.7ha)
平成3年度
- 土地区画整理事業区域(約50.5ha)及び道路6路線の都市計画決定
平成4年度
- 事業団用地取得(県約9ha、市約2.8ha)
- 地区計画の方針(約86.7ha)都市計画決定
平成5年度
- 事業団用地取得(県約5.0ha、市約4.0ha)
- 土地区画整理事業「事業計画」決定
平成6年度
- 土地区画整理審議会設置(審議委員10人)
平成7年度
- 仮換地案の発表・調整
- 用途地域の変更、地区整備計画の都市計画決定、防火・準防火地域指定
- ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業の地区指定
平成8年度
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(1回目)
- 新駅・人工地盤の工事協定締結、新駅人工地盤設計、工事着手
平成9年度
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(2回目)
- 新駅・人工地盤工事
平成10年度
- 新駅名「東静岡」に決定
- 新駅・南北自由通路及び南北駅前広場等アクセス道路の供用開始(10月30日)
- グランシップ開館
平成11年度
- 土地区画整理審議会委員選挙
- 地区整備計画の都市計画変更
- グランシップで「第2回シアターオリンピックス」開催
- 東静岡広場で市制110周年記念の静岡「葵」博開催(平成12年1月8日から1年間)
平成12年度
- NTTドコモに市有地売却
- 葵博閉幕、入場者100万人達成
平成13年度
- 民間街区のまちづくりを目指して「曲金5街区まちづくり連絡会」発足
- 長沼都市居住地区において「街づくりのための申し合せ」決定
平成14年度
- 民間街区のまちづくりを目指して「曲金6街区まちづくり連絡会」、「曲金7街区まちづくり連絡会」発足
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(3回目、4回目・事業期間の延長)
平成15年度
- 東静岡駅周辺土地区画整理事業区域が都市再生緊急整備地域に指定される。(第三次)
平成16年度
- 東静岡駅周辺地区交通バリアフリー基本構想策定
平成18年度
- 東静岡中央線全線開通
平成19年度
- 東静岡南北幹線橋梁工事着手
平成20年度
- 新庁舎建設計画取りやめ
平成22年度
- 東静岡駅周辺地区 都市再生整備計画を策定(計画期間 平成23年度~平成26年度)
平成24年度
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(5回目)
平成25年度
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(6回目)
- 東静岡南北幹線供用開始
平成27年度
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(7回目)
平成28年度
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(8回目)
- 換地計画の決定
平成29年度
- 東静岡駅周辺土地区画整理事業区域 都市再生緊急整備地域の指定解除
- 換地処分(平成29年10月6日)
- 換地処分に伴う地番の変更及び住居表示の実施(東静岡一丁目・東静岡二丁目・長沼南)
- 清算金の徴収・交付開始 ※交付完了
- 土地区画整理事業「事業計画」変更(9回目)(事業期間延伸 ~2027年度)
- 完成記念式典の実施(平成30年2月17日)
平成30年度~
- 清算金分割徴収
事業手法
- 東静岡地区新都市拠点整備事業=幹線道路に囲まれた約86.7ha
- 東静岡駅周辺土地区画整理事業=鉄道用地等を除く約50.5ha(ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業)
まちづくりの施策
- 用途地域変更=新たな都市拠点の創出に向けて土地の高度利用を目指し、工業系から商業系への用途地域変更を行った(平成8年2月)
- 地区計画導入=良好な都市環境の創出や建築物の適切な誘導を図るため、地区計画を導入した。(平成8年2月)
- 景観計画導入=新しい都市づくりに合わせアメニティの高い景観創出を目指し、景観地区の指定や富士山の景観を確保する。
- 市街地再開発=土地の有効利用と快適な都市空間の確保を目指し、再開発事業等によるまちづくりを誘導する。
土地利用計画
(1)土地利用
- 核施設ゾーン=文化、交流、情報の発信拠点として3つの核施設を整備
- コンベンションアーツセンター 文化・芸術の国際交流拠点(県)
- 情報センター 国内外の情報受信発信基地(県)
- 商業・業務ゾーン=新しい都市拠点の中心部にふさわしい商業業務機能集積地区
- 沿道商業・業務ゾーン=幹線沿いの利点を活かした商業・業務・生活支援機能地区
- 都市居住ゾーン=東静岡駅など交通結節点への近接性を活かした都市型住宅
(2)主要な都市施設
- 人工地盤=鉄道により分断された南北地区をつなぐ自由通路
- 新駅=人工地盤と一体となったJR東海道線東静岡駅。新都市へのエントランス
- 道路=都市の顔となるシンボルロードほか都市計画道路7路線
- 公園=街区公園(3)、緩衝緑地
- 東静岡南北幹線橋梁
今後の重点施策
- 民間街区の土地利用の促進・誘導
- 都市機能立地