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ページID:3507
更新日:2024年12月9日
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高校生向けキャリア形成支援事業
目的
高校生を対象に、静岡で働く社会人との交流機会を創出することで、自らの将来について真剣に考えるきっかけを提供し、早期からのキャリア・ビジョン形成を後押しします。社会人との出会いを通じて、今後社会に出ていく若者の主体性やコミュニケーション能力、協調性、チャレンジ精神を養います。
同時に、今まで知らなかった仕事や地元企業の理解を深めることで、静岡での就職を選択肢のひとつとして捉えてもらうことを目的としています。
詳しくは、高校生向けキャリア形成支援事業説明動画(外部サイトへリンク)でも、ご確認いただけます。
事業内容
実施高校に合わせたキャリア形成支援プログラムを実施します。
プログラム内容
職業人インタビュー
生徒が職業人の事業所に出向き、インタビューを実施する。
インターンシップ
生徒が事業所に出向き、職業体験を実施する。
社会人講話
社会人講師を学校にお迎えし、これまでの仕事のやりがいやキャリアについてお話いただく。
プログラムの流れ
事前学習
目的
目標設定、心構えやマナーの学習
内容
学習テーマやプログラムの説明、心構えやマナー(電話のかけ方、訪問の仕方等)の学習、目標設定、社会人から聴き取ることを決める、アポ取り
フィールドワーク
目的
設定した目標の実践、コミュニケーション能力や聴く力の実践、基本的マナーの実践
内容
社会人にインタビュー、または企業にて就業体験
事後学習
目的
- 気づきの共有、発信力の習得
- 今後の目標の設定
内容
- 聴き取った内容・得た気づきをグループで共有、グループワークでテーマに対する自分たちの答えを出す、グループ発表、社会人からのフィードバック
- 振り返り、今後の個人目標の設定・宣言
これまでの参加者の声
生徒さんの声
- 実際に大人の方の意見を聞けて参考になった。自分の将来について視野が広がった。
- やりたいことは自分で見つけないと、向こうからは来ないから、頑張っていろいろなことに手を伸ばして挑戦してみようと思った。
- 実際に話を聞いてみて、今まで知ったつもりでいた静岡という地域社会を知り、高校生の見えている範囲は思ったよりずっと狭く、もっと自分から見ようとしなきゃいけないと感じられた。
- 今回の事業を通して、将来やりたいことやどの大学・学部に進んだらよいかが決まった。
高校の教諭の方の声
- 学校外の社会活動に参加したり話を聞いたりする経験は、生徒の成長につながる。
- 高校生や家と学校を行き来する生活の中で、なかなか社会に目が向かないのが実情。そんな中、生徒たちに「社会との接点」を作ることができた。
参加企業様の声
- 対応した社員が、自身の仕事の重要さや今後同じような機会があった時、どう伝えれば少しでも伝わるか、改めて再確認できた。
- 人事担当者だけでなく、社員を巻き込むことができた。
- 時代の変化を感じ、社内での取組を改善できる良い機会となった。
令和5年度実施実績
令和5年度は、市内15校で実施しました。
- 参加生徒1,654人
- 参加事業所延べ230社
- 成果報告会(令和5年12月10日13時30分~16時30分)
成果報告会レポート
事業参加高校のうち8校の代表生徒が、取組を通じて学んだことや今後の目標を発表しました。
生徒は午前中からリハーサルに取り組み、午後の本番直前まで練習を重ねました。
本番では、静岡市長や静岡商工会議所会頭等の前で、8校計26人の生徒が、堂々と発表しました。高校生の受入にご協力をいただいた企業の方から講評をいただいた他、先生方からも生徒の成長についてコメントをいただきました。
参加した生徒さんの声
- 自分たちの思っていることを自信をもって発表できたほか、他の人がどんなことに目を向けたり関心を持ったりしているのかを知ることができた。
- 社会人講話で学んだことを伝えられた。また、他校の発表を聞いて共感できた。
- 高校在籍中でも職業人に対してインタビューしたりする機会が得られてよかった。
高校生の今後の活躍が楽しみです!若者就活応援サイト「しずまっち」(外部サイトへリンク)で、随時、情報を発信しています。