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ページID:3301
更新日:2024年2月15日
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障害者歯科保健センターについて
基本理念
障がいのある方が歯や口のことで困ることがなく、健やかに暮らせるまちづくりを目指します
基本方針
- 歯科診療が苦手な方をサポートします
- 患者さんの権利、障がいや個性を尊重した診療方法を選択し、安全で質の高い医療の提供を目指します。
- 健康づくりをサポートします
- 障がいのある方のお口の健康(健口)づくりをサポートします。
- 生活支援者の負担が少ない口腔ケアの方法をアドバイスします。
- おいしく安全に食べる楽しみをサポートします。
- まちづくりをサポートします
- 障がいのある方が、近くの歯医者さんに通いやすい環境を作ることを推進します。
- 障がいのある方の健口づくりの大切さを伝えるために色々な情報を発信します。
- 職員は、研修・啓発・研究・教育を通じて、診療所および地域の障がい者歯科医療の質の向上を図ります。
- 地域連携で得た情報や外部評価結果などを基に事業を見直し、地域のニーズにあった施策を計画するよう図ります。
活動内容
障がいのある方が、歯と口のことで困ることがなく健やかに暮らせるまちづくりを目指して主に4つの活動を行っています。
- 診療
むし歯や歯周病などの歯や口の困りごとを、センター内にある診療所で対応しています。歯科治療が極めて困難な方や多数のむし歯治療を必要とする方については、その方の精神的、肉体的な負担を軽減する目的で全身麻酔下歯科治療を市内公立3病院で実施しています。 - 保健活動(健口支援)
健康は、全ての人が、その人らしく暮らせるために必要なアイテムです。歯と口の健康(健口)は、健康づくりの基本であると我々は考えています。障がいのある方にとって、健口を保ち、向上させることは、たいへんなことだと思います。
我々は「日常の口腔ケアを充実させる」という目標をもち、地域でライフステージごとに保健施策を、また診療所では別個の支援計画を立て実施しています。- 地域での活動
できる限り多くの障がいのある方とその関係者に健口づくりの大切さを伝えることを中心に、現在は障がい者施設に出向いて歯科健診や歯磨き支援活動などを行っています。 - センター内診療所での活動
生活習慣、生活環境、障がいや個性にあわせて、患者さんごとの目標を立て、歯磨きの支援を行っています。 - 歯と口の健康相談
障がいのある方の歯と口の困りごとについては、電話などでも相談を行っています。お気軽にご相談ください。
- 地域での活動
- 啓発・研修活動
障がいのある方は、ひとりで健口を維持・向上していくことは、とても大変です。歯科医療関係者、ご家族、生活支援者、そして、市民のサポートが必要です。
我々は、「障がいのある方の健口づくりのサポーターを作り、増やしていく」ことを目標に、ひとりでも多くの方に障がい者歯科保健の重要性、知識、技術を伝えるため、研修会やパンフレットなどを通じて、普及・啓発活動などを行っています。 - 地域連携活動
- 障がいのある方や支援者、歯科医療関係者ができる限り「つながる」ことを目指して、常に情報交換できるよう、会議やその他活動を通じて連携を図っています。
- センターだけでは解決できない問題など、医療や福祉、教育の専門家と連携して対応しています。
職員構成(非常勤職員を含む)
職員構成(非常勤嘱託職員含む)歯科医師 2名
歯科衛生士 9名
受付、事務など