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更新日:2024年2月15日

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第4弾巴川水系の災害対策(その4)

5月10日の巴川本流と大谷川放水路分岐点(巴大分岐点)の様子です。(写真1)

写真1放水路分岐点

写真1

大谷川放水路の入口に堰があり、低い水位では放水路へは水が流れない構造になっています(写真2)

写真2放水路入口の堰

写真2

巴川の水位がある高さまで上がると、自然に堰が倒伏して放水路へ水が流れます。このように、分岐点では堰の操作をすることなく、水位により自動で放水路へ水が流れます。

また、その1.2.3でご説明したように、巴川本流の水位がさらに上がると、長尾川の壁のバックウォーターの影響で巴大分岐点では、巴川本流の下流部に向かっては水が流れなくなります。巴川本流上流部から流下してきた水は自然に放水路に流れます。
誰も水門や堰の操作をすることなく、うまく水の流れを導く仕組みになっています。まさに、お見事と言えます。

しかし、私はこの仕組みにもまだ改良の余地があると思っています。もう少し人為を加えることで、より大谷川放水路の流下能力を活かす方法がありそうですが、軽々に言えるものではありません。
今後、静岡市として、県の協力をいただきながら浸水被害を軽減できる方法を考え抜き、提案し、実行していきたいと思います。

前のコラム

第3弾 巴川水系の災害対策(その3)

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