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ページID:3429
更新日:2024年2月15日
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清水区脳梗塞予防実証実験について
なぜ心房細動を早期発見することで脳梗塞を予防できるの?
心房細動とは、心臓の中の心房という部分が不規則に震える状態になる不整脈の一種で、脳梗塞や心不全、認知症を引き起こすことがあります。脳梗塞の1/3は心臓が原因(心原性脳塞栓)で重篤なものが多く、5年生存率は約40%、社会復帰率は20%以下と言われており、心房細動をなるべく早く発見することで、脳梗塞等を予防し健康寿命を延ばすことができます。
しかし、これまで心房細動は発生しているときに心電図をとっていないと専門医でもみつけることは難しく、日本の心房細動の患者数は約100万人いますが、発見されていない隠れ心房細動の方は推定90万人と言われています。
そこで、AIなど最新の技術を用いて隠れ心房細動をみつけることで、脳梗塞を予防するという実証実験を、主として清水区民を対象に行っています!
清水区脳梗塞予防実証実験(通称:SPAFS(エスパフス))とは…
AIおよびリモートテクノロジーを用いた心房細動の早期発見により清水区を脳梗塞の少ないまちにする地域医療プロジェクト(通称:SPAFSエスパフス)で、静岡市清水医師会と国立大学法人東京医科歯科大学、静岡市とで行っている地域プロジェクトです。
実験の流れ
実証実験の対象者
40歳以上の方で、清水区にお住まいの方、かつペースメーカーを着けておらず、過去に心房細動と診断されたことのない方。
但し、次のいずれかに該当する方は、清水区以外にお住まいの方でも参加できます。
- 清水医師会員医師がかかりつけ医の方
- 静岡市清水医師会健診センターをご利用の方
- 清水病院、桜ヶ丘病院、清水厚生病院にかかりつけ医をお持ちの方
申込方法
実験参加をご希望の方は、清水医師会健診センタ-にお問い合わせの上、SPAFS参加希望とお伝えください。(参加費用はかかりません)
【電話】348-0515
【住所】清水区渋川2丁目12-1清水保健福祉センタ-2階
実験で心房細動がみつかった場合
- 清水区内のかかりつけ医、清水病院にて連携して治療を行います。
- 清水区外にかかりつけの方は、個別に対応いたします。
- かかりつけ医のない方は、健診センターから清水病院のSPAFS外来の予約をご案内します。
ぜひあなたも実験に参加して、最先端の技術を体験するとともに、心房細動を発見して脳梗塞等の病気を予防しましょう!