印刷

ページID:4933

更新日:2025年12月4日

ここから本文です。

しずおか葵プレミアムAWARD2017

2017しずおか葵プレミアムAWARD認証品

食品部門

グランプリ 安倍川もち/株式会社やまだいち

東海道府中宿の昔から名物として愛される静岡みやげの定番。

静岡の歴史ある名物として誰もが認める「安倍川もち」。その歴史は古く、徳川家康が「安倍川もち」と命名したという逸話も残るほど。東海道名物として広く知られ、東海道を描いた浮世絵の多くにも、「府中宿」(現・静岡市)とともに「安倍川もち」が描かれてきました。「安倍川もち」の静岡駅での販売が始まったのは、昭和25年3月17日のこと。戦後、静岡名物「安倍川もち」の復活を目指して奔走したのが、やまだいちの創業者・山田一郎でした。官民挙げての力添えを得て、静岡の復興の証として駅売りが始められました。その後、きな粉とあんこのおもちをセットにした一人前パックが登場。これが大好評で「安倍川もち」の定番スタイルとして定着しています。

abekawamochi

選ばれた理由
  1. 歴史のある商品である
  2. 美味しい
  3. 静岡の名物である

市民投票で堂々の1位を獲得。静岡駅のおみやげといえばこれ!と思い浮かぶ、定番商品になっています。

特選まぐろオリーブ油漬/株式会社由比缶詰所

旬のまぐろを半年熟成、美味しさが凝縮した由比のツナ缶詰。

旬の夏びん長まぐろをオリーブオイルと併せ、半年間熟成させて作るツナ缶詰。製造は手作業中心。骨を取り除いたり、詰める量を調整したりと、一缶一缶丁寧に作られています。日本のツナ缶詰は静岡県発祥。清水港で水揚げされる「びん長まぐろ」を原料に昭和初期に初めて作られ、輸出産業として発展しました。昭和40年代に為替変動の影響で輸出が激減。缶詰業界が国内向けに転換するなか、由比缶詰所では大手のOEM製造が中心に。そんななか「以前作っていたような美味しい商品を作ろう」と最初は社員のために作り始めたのが自社ブランド「ホワイトシップ」でした。昭和50年代に「綿実油漬」、平成8年に「オリーブ油漬」を復刻。原料・製法に一切妥協のない商品は、社員の家族や親戚から広まり、今では全国にファンを増やしています。

kandume_

選ばれた理由
  1. 美味しい
  2. いつも食べている
  3. 他の物とは違う美味しさ

「美味しい」という声が圧倒的でした。特別感のあるツナ缶として、お土産や贈答品としても人気があります。

あらしお/あらしお株式会社

いつもの料理に欠かせないなじみのあるお塩。

「あっ、いつものお塩!」と市民に親しまれてきたお塩。天日塩の結晶を水に溶かし、平釜でじっくり炊き上げて仕上げた塩は、結晶がやわらかく、まるみのあるお塩。素材とのなじみのよさ、柔らかい味わいが、多くの家庭やプロの料理人に愛されてきました。そのルーツは、江戸時代からの久能浜の塩作り。しおりどん(塩売りどん)と呼ばれた女性たちが塩を担ぎ、久能街道を通って駿府城下へ運んだといいます。「あらしお」の誕生は50年以上前。当時、純度の高い塩を効率よく生産する技術が開発されると、全国の塩田が廃止に。ところが昔ながらの味を求める声が多く、必要性を認めた日本専売公社から全国で唯一委託を受け、従来の釜炊きによる塩作りが始まりました。以来、半世紀にわたり親しまれてきたのが「あらしお」なのです。

選ばれた理由
  1. いつも使っている
  2. 静岡で作られた商品である
  3. 親の代から使い親しみがある

家ではずっとこのお塩を使ってきたという声が多く寄せられました。なじみのある塩として浸透しているのがうかがえます。

arashio

茶待ち和っふる「茶っふる」/株式会社前田金三郎商店

個性が際立つ、静岡のお茶を味わう茶の町スイーツ。

静岡県内の産地のお茶を練り込んだクリームを、こんがり焼いたワッフル生地でくるんだ「茶っふる」は、静岡県内各地のお茶が集まる茶町生まれのスイーツです。苦みの強い「天竜」、どっしりとした味わいの「本山」、優しい味の「岡部」と、お茶として飲み比べただけでは分かりにくい味の違いを、それぞれの特徴が引き立つようにアレンジしてお菓子にすることで、個性をより楽しめるようになっています。店頭に並ぶのは10種類。季節やフェア限定の商品も加えると20種類以上。あんこをくるんだ「あんくる」など関連商品も生まれています。老舗の茶商ならではのスイーツとして誕生してから8年。イートイン可能な「茶町KINZABURO」の他、現在は静岡駅のキヨスクでも扱われ、「静岡らしい」スイーツとして浸透しています。

chafuru

選ばれた理由
  1. 美味しい
  2. 静岡らしい
  3. 美味しそう

静岡といえばお茶。種類豊富なお茶の味を生かした、静岡らしさのある新スイーツとして定着してきました。

プロダクト部門

グランプリ 井川メンパ/井川メンパ製造 望月

ご飯が美味しい、井川生まれの漆塗りお弁当箱。

静岡の伝統工芸品のひとつ、井川メンパ。ツヤのある漆塗りが美しい曲物のお弁当箱は、軽くて丈夫、ご飯が美味しく感じられると人気。現在は半年待ちというほどです。静岡市の山間部、大井川上流の井川では、古くから曲物が盛んに作られてきました。金山が栄えたことから、採掘や水替えに使う柄杓や曲桶が必要とされたためともいわれます。江戸時代後期には農家の副業として曲物が作られ、近隣に販売されていました。この曲物に漆塗りが施されるようになり、井川メンパと呼ばれるようになりました。かつては何軒もメンパ職人が存在しましたが、現在、静岡市内で製造しているのは、望月家の六代目となる栄一さんただ一人。主に静岡産のヒノキを使い、木材の加工から漆塗りによる仕上げまで、全ての工程を一人で行っています。

menpa

選ばれた理由
  1. 伝統工芸品である
  2. ご飯が美味しく感じる
  3. 使っている

井川メンパに詰めるとご飯が美味しく感じられるという声が多数。実際に長く愛用しているという方も多いようです。

防災ずきん/ファシル株式会社

いざという時に守ってくれる身近な防災用品。

静岡市内では小中学校時代にこの防災ずきんを使っていたという方も多いのでは?普段は椅子置いて座布団になり、災害時には頭部を守ってくれる身近で頼もしい防災用品です。手がけるのは、静岡市内で各種防災用品を扱うファシル。いつ起こるかも知れない東海地震に備え、防災ずきんの開発を始めたのは昭和50年ごろ。昭和57年には、全国に先駆けて(公財)日本防炎協会より防炎製品として認定を受けました。難燃の生地と糸、難燃の綿を使い、何回洗濯機にかけても綿が偏らないようにキルティングを施した防災ずきんは、6年間使用したものでも、防炎性能、衝撃吸収性、洗濯性能、接触性皮膚障害のすべての試験に合格しているというから安心です。国内縫製にこだわり、ハンドメイドで丁寧に作られています。

zukin

選ばれた理由
  1. これからも必要な物である
  2. 防災用品である
  3. 昔から使ってきた

小学校時代に使っていたという声も多く、市民の防災意識が高まる中、これからも必要とされている防災用品です。

お問い合わせ

経済局商工部産業振興課経営支援係

清水区旭町6-8 清水庁舎5階

電話番号:054-354-2058

ファックス番号:054-354-2132

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?