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ページID:1873
更新日:2024年4月1日
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ノラ猫の避妊・去勢手術について
猫は繁殖力が高く、1頭の雌猫が年間に20頭以上の子猫を産むこともあります。
そして静岡市では年間数百頭の子猫が殺処分となっています。
このような不幸な猫を減らすためには避妊・去勢手術が有効です。
静岡市内に生息する、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術を、静岡市獣医師会に所属する動物病院で行う場合には、手術に係る費用の助成制度を利用することができます。
なお、この制度を利用した場合は、手術した目印として耳先をさくらの花びら状にV字カットします。
耳先カットは手術済みと判り、再び捕獲されることを防ぎ、一代限りで繁殖しない猫の印となります。近隣の理解を得るためにも重要です。
静岡市獣医師会猫不妊手術助成事業について
静岡市獣医師会では、市内に生息する飼い主のいない猫の避妊・去勢手術に対して助成事業を行っています。
なお、この事業は、静岡市からの補助金を受けて実施しています。
この制度を利用して不妊手術をする場合の基本的な費用は、雌猫1頭7,000円、雄猫1頭5,000円(いずれも税抜き料金)です。
※ この料金は、不妊手術に際しての手術料・麻酔料等の必要最小限の料金のみを示すもので、猫の健康状態等に応じて別途料金がかかる場合がありますので、前もって、申請窓口となる動物病院で手術方法や料金の説明を受けて、理解・納得した上で申請手続きをしてください。(詳しくは、静岡市獣医師会事務局 TEL:054-273-1522へお問い合わせください)
制度の利用方法
- 手術を行ってもらう動物病院を決めて、申請の方法や手術の日時、方法、費用など細かい内容について確認し、捕獲用のオリが必要なときは、動物愛護センターで捕獲用のオリを借りる。
- 捕まえた猫を動物病院へ搬入し、手術等にかかる費用や引取りの日時など詳細を再度確認したうえで、手術に関する申請手続きをする。
- 手術後、猫を引取り、元の場所に放すなど申請時に決めたとおりの処置をする。
- その後の猫の健康状態などを見守る。
地域猫活動について
飼い主のいない猫による地域への被害を防ぎ、環境を改善していくことを目的とした活動です。
町内会や組等の地縁団体単位で活動を行い、この活動を行う自治会には、市から補助金を交付しています。
地域猫活動の具体的な内容として、猫の避妊去勢手術、トイレの設置、地域でのルール作り(飼い猫は室内で飼う等)を行います。
その結果として、猫を殺処分に頼らず減らしていくことができます。
ご興味のある方は、動物愛護センターまでご連絡ください。