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更新日:2025年4月3日
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静岡市動物愛護センター再整備計画
静岡市動物愛護センター再整備計画(案)のパブリックコメントを、令和7年2月14日(金曜日)から3月17日(月曜日)まで実施し、静岡市動物愛護センター再整備計画を策定しました。
概要
動物愛護センターは、様々な課題を抱えています。
- 老朽化が進み、冬に日が当たらない保護した動物を飼養するのに適さない施設
- ボランティアと協働する場の不足
- 動物と交流する充分な場がないことによる動物愛護精神普及の不足
- 災害時に動物を保護するスペースの不足
これらの課題を解決し、「人と動物が穏やかに共生できるまち静岡」の理念を実現するため、次の4つの柱に沿って施設を移転、再整備することとしました。
- 愛と責任をつなぐ:動物の適正飼養と譲渡を推進する
- 心をつなぐ:市民と協働、連携する
- 未来へつなぐ:適正な動物の愛護及び管理の普及啓発を行う
- 命をつなぐ:災害時における危機管理の拠点機能を有する
移転計画地
移転選定地は葵区千代538-11です。
選定した理由は日照など施設環境の改善、市内各所からのアクセスのよさ、関係機関と連携しやすい場所であることです。
土地面積は2,210平方メートルであり、施設の延床面積は800平方メートルを計画しています。
諸室の動線と配置
新施設は見学エリアと管理エリアに施設を区分します。
- 見学エリアでは来所した方が動物とふれあえる施設となる予定です。
見学エリアには事務室、相談室、多目的会議室兼イベントルーム、譲渡対象の犬猫とのふれあいスペースを設置する予定です。 - 管理エリアは職員が動物の飼養管理、健康管理を行うエリアです。
管理エリアは犬猫の検疫・隔離室、診療室、飼養室を設置する予定です。
また、屋外にはドッグランを設置する予定です。
総事業費、スケジュール等
整備に必要な設計、施工及び備品購入等の費用として約10億円を想定しています。
新動物愛護センターは令和9(2027)年12月開所予定となります。