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更新日:2024年2月1日
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小島のタイナガシ
藁科川中流域の小島地区には、タイナガシ(松明流し)とよばれる行事があります。夏の疫病をよける天王さんの祭りです。
天王さんの祭りはほとんどが新暦か一月遅れの7月に行われますが、ここ小島では旧暦の6月14日を守ってお祭りをしています。各家では稲藁で円形の台を編み、中心に松明を立てたタイを用意します。午後7時過ぎ、氏神の天満宮にタイを持って集まり、灯明を立てて一同で参拝します。直会をしてから、この氏神の灯明から火をもらって各自のタイに火をともします。この火が消えないように注意しながら藁科川の河原へ下り、川へタイを流します。家族の無病息災、村の安泰を祈願して祭りが終わります。
- 実施日
旧暦6月14日 - 会場
天満宮から藁科川河原(葵区小島)