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更新日:2026年2月15日
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ねずみ・衛生害虫の対策方法
家庭や店舗などで発生しやすいねずみや衛生害虫について、被害の内容、種類ごとの特徴、駆除方法を分かりやすくまとめています。
健康被害や生活環境の悪化を防ぐため、早めの対策が重要です。
ねずみ対策
ねずみの主な害
- 感染症を媒介するおそれがある。
- 食べ物や家具をかじられる。
- 電気コードをかじり火災の原因になることがある。
種類と生態
わが国では14種類のネズミが生息していると言われていますが、そのうち私たちの生活に関係の深いものは以下の3種類です。
- クマネズミ
体長は約18〜22センチ。乾燥した場所を好み、広い道路でも電線を伝って移動する。天井裏や壁の中が主な生活場所。 - ドブネズミ
体長は約22〜25センチ。水に強く、泳ぎ、潜ることができる。床下や下水周辺が主な生活場所。 - ハツカネズミ
体長は約6〜10センチ。二十ミリ程度の小さな隙間があれば侵入可能。物置や倉庫、畑地などが主な生活場所だが、最近は建物内に住み着く。
駆除方法
ネズミは知恵のある学習能力の高い動物であるため、ネズミの修正をよく知り、その弱点対策をすることが駆除のコツです。
- ネズミのエサになるような食べ物を放置しない
食品やペットフードは密閉容器で保管し、生ごみは必ずふた付き容器に入れる。 - 家の隙間をふさぐ
壁、床、天井、通気口、排水口などの周りにある隙間をふさぐ。 - 捕獲器を使用する
粘着シート、捕獲用かご、圧殺式トラップを、ラットサインのある場所(糞、足跡などがある場所)へ設置する。 - 殺鼠剤を使用する
ネズミが出入りしそうな場所や通路の物かげに設置する。数日間続けて食べさせないと効果が出ない。また、子どもやペットが誤って口にしないよう注意する必要がある。 - 冬は駆除に最適
寒い季節は屋内にネズミが入り込みやすく、駆除の効果も出やすい。春から夏は死骸による悪臭やダニ発生のおそれがあるため、粘着シートでの捕獲が向いている。 - 巣などの処理
巣があった場所は清掃し、必要に応じて殺虫剤を散布してダニなどの発生を防ぐ。
衛生害虫対策
衛生害虫の主な害
蚊、ハエ、ゴキブリなどの衛生害虫は感染症を媒介するほか、吸血、刺咬、寄生、アレルギーの原因となることがある。また、食品汚染の原因となります。
種類ごとの特徴と駆除方法
蚊
発生場所は下水溝、浄化槽、水田、空き缶や古タイヤなど雨水がたまる場所。
対策は水がたまる物を置かないこと。発生源対策は排水溝の清掃など。屋内の成虫には蚊取り線香やエアゾールを使用すること。浄化槽や地下汚水槽の場合はDDVPの蒸散剤が有効。
ハエ
発生場所はごみ、動物の死骸、野菜くず、堆肥など。
発生源対策は、ハエが卵を産み付けないように、ごみの密閉保管、堆肥にビニールをかけることなど。成虫には市販の殺虫剤を使用すること。発生源には残効性のフェニトロチオン乳剤などの散布が有効。
ゴキブリ
発生場所はガス台の下、流し台の下、冷蔵庫の裏などの暗く暖かい場所。
対策は、通り道にフェニトロチオン乳剤を塗布し、潜伏場所には市販の殺虫剤を噴霧すること。市販の粘着シートや毒餌剤も効果的。
ダニ
発生場所は畳、じゅうたん、寝具など。
発生源対策は室内の換気で湿気を減らし、こまめに掃除機をかけること。
ノミ
発生源はノラネコが寝る場所や物置など。また、飼い猫が室内にノミを持ち込んで、天井裏や畳、軒下などで繁殖することがある。
対策は発生源周囲を掃除機で丁寧に吸い、市販の殺虫剤を散布すること。
シラミ
頭髪、衣服(ヒトジラミ)、陰部(ケジラミ)に寄生する2種類がある。
対策は、入浴と洗濯をこまめに行い、体を清潔に保つこと。衣服につくコロモジラミは、七十度以上で三十分加熱すると死滅する。アタマジラミにはフェノトリンシャンプーの使用が有効。