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ページID:7397
更新日:2024年2月15日
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PPP/PFIに関すること
PFI(Private Finance Initiative)とは、公共施設の整備やサービスの提供にあたり、民間の資金や経営能力及び技術的能力を活用し、効率的かつ効果的に社会資本を整備し、市民に対して質の高い公共サービスを提供する事業手法のことです。
静岡市のPFI事業
事業名(施設名) | 担当課 | 事業形態 事業形式 |
事業期間 | VFM |
---|---|---|---|---|
南部学校給食センター 建替整備事業 (西島学校給食センター) |
学校給食課 | サービス購入型 BTO |
平成21年3月13日 ~ 平成37年3月31日 |
約4億6千万円 |
清水駅東地区文化施設整備 及び維持管理・運営事業 (静岡市清水文化会館) |
文化振興課 | JV型 BTO |
平成21年4月21日 ~ 平成39年3月31日 |
約1億円 (2.01%) |
北部学校給食センター 建替整備事業 (門屋学校給食センター) |
学校給食課 | サービス購入型 BTO |
平成28年2月22日 ~ 平成45年3月31日 |
約17.7億円 (19.7%) |
静岡市PPP/PFI導入優先的検討指針に基づく評価結果
「静岡市PPP/PFI導入優先的検討指針」に基づく事業担当部局における簡易評価において、PPP/PFI手法を採用しない場合や、導入に適さないと評価した場合には、PPP/PFI手法を導入しないこととした旨をホームページで公表することとしています。
蒲原小中一貫校校舎建設事業
担当部署
教育委員会教育施設課
事業目的
蒲原地区小中一貫校の整備
事業内容
蒲原地区の3校(蒲原西小、蒲原東小、蒲原中)の統合による小中一貫校の新校舎の建設
PPP/PFI手法を採用しない理由
定性評価について、類似の参考例がある標準的な学校施設の改築であり、サービスの質の向上における民間事業者の創意工夫を発揮する余地は限定的である。
また、定量評価について、PPP/PFI手法を採用した際の財政支出削減率は算出されるものの、開校時期が1年延期されることにより増加する維持管理経費が大きく、実質的に定量的な効果が生じないことが確認された。
これら定性評価、定量評価の結果から、PPP/PFI手法の適性はないものと判断した。
藁科地区小中一貫校校舎建設事業
担当部署
教育委員会教育施設課
事業目的
藁科地区小中一貫校の整備
事業内容
藁科地区の5校(中藁科小、清沢小、水見色小、中藁科小小布杉分校、藁科中)の統合による小中一貫校の新校舎の建設
PPP/PFI手法を採用しない理由
定性評価、定量評価について、アドバイザリー業務等の追加費用や、複数校を対象とした現在の維持管理業務から切り離し、本施設のみの維持管理を行う場合の経費の増加が想定され、設計・建設・維持管理業務の一括発注による財政支出削減率がほとんど見込まれないほか、事業者選定手続き等により供用開始が遅れ、既存の学校を維持管理・運営する期間が長くなるため、一括発注の適性及びやスケジュールの観点から、従来手法が優位である。
これら定性評価、定量評価の結果から、PPP/PFI手法の適性はないものと判断した。