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ページID:1166
更新日:2024年6月6日
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下水道の使用量が増えると使用料単価が高くなるのはなぜですか。
質問
下水道の使用量が増えると使用料単価が高くなるのはなぜですか。
回答
下水道を使用する量が増えると料金単価が高くなる料金設定方式を「累進使用料制」と言い、水道や電気など殆どのライフラインでこの方式が採用されています。
下水道などの施設の規模(容量)は、使用状態が最大の時を想定し設定されているため、排水量が大きくなるほど施設の維持管理費もかかります。
したがって、大量排水は生活排水等に比べ単位当たりの施設の維持管理費が増加するため、大量排水ほど、使用料単価も高くなるということです。
また、この方式を採った場合には需要抑制のインセンティブが働いて、環境問題などに寄与すると言われています。