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ページID:8849
更新日:2024年2月15日
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北朝鮮による日本人拉致問題について
北朝鮮による日本人拉致問題は、現在も続いている重大な人権侵害問題です。一人ひとりがこの問題を知り、自らの問題としてとらえ、受け止めましょう。
北朝鮮による日本人拉致問題とは?
1970年代から80年代にかけて、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。
日本当局による捜査や、亡命北朝鮮工作員の証言により、これらの事件の多くは北朝鮮による拉致の疑いが濃厚であることがわかりました。
その後、2002年9月の第1回日朝首脳会談において北朝鮮は初めて拉致を認め、謝罪しました。そして同年10月、5名の拉致被害者が24年ぶりに帰国を果たしました。
しかし、日本政府が拉致被害者として認定している17名のうち5名しか帰国できておらず、残りの12名について未だに北朝鮮から十分な説明はされていません。
また、政府が認定した拉致被害者以外にも、拉致の可能性を排除できない者として873名(令和3年6月2日現在)が数えられ、その中には静岡市の方も含まれています。
詳しくは警察庁ホームページ『拉致の可能性を排除できない事案に係る方々』(外部サイトへリンク)
北朝鮮による拉致問題を知るために
北朝鮮人権侵害問題啓発週間
北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的として、平成18年6月に、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、国及び地方公共団体の責務等が定められるとともに、毎年12月10日から同月16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされています。
拉致問題啓発活動資料
拉致被害者の方々や、拉致問題をめぐる日朝間のやりとりなどを詳しく知ることのできるパンフレットや、拉致被害者ご家族の方々のビデオメッセージ、拉致被害者の横田めぐみさんの事件を題材に作成されたアニメ「めぐみ」などのさまざまな資料が作成されています。
詳しくは政府 拉致対策本部ホームページ『拉致問題啓発活動資料』(外部サイトへリンク)
YouTube拉致問題対策本部公式動画チャンネル
北朝鮮による日本人拉致問題の広報啓発や理解促進のために、YouTube拉致問題対策本部公式動画チャンネルが開設されています。国民の集い等のイベントのライブ配信が行われています。
詳しくは政府 拉致問題対策本部ホームページ『YouTube拉致問題対策本部公式動画チャンネルについて』(外部サイトへリンク)
拉致問題対策本部公式Twitter
拉致問題に関する様々な情報をタイムリーにツイートしています。
詳しくは政府 拉致問題対策本部ホームページ『拉致問題対策本部公式Twitterアカウントについて』(外部サイトへリンク)