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更新日:2024年9月2日
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道の駅整備事業【清水区蒲原地区】
清水区蒲原地区での道の駅の検討
清水区蒲原地区は、静岡市道の駅基本構想に記載した6つの対象路線の1つである国道1号富士由比バイパス沿線エリア位置しています。当該地区は本市の東端に位置し、JR東海道本線、東名高速道路、国道1号など東京方面と名古屋・大阪方面とを結ぶ主要な東西交通が地区内を通っており、まさに静岡市の東の玄関口といえます。蒲原地区への道の駅の整備は、本市の新たな交流の拠点として期待されます。
富士川周辺の道路環境が抱える課題
従来より道の駅は、道路利用者がいつでも自由に休憩し、清潔なトイレを利用できる「休憩機能」を有しています。
一方で、国道1号富士川周辺エリアは現行の交通量に見合った十分な休憩スペースがなく、富士川の河川敷や民有地での大型車両等による休憩が常態化しているという課題を抱えています。
また、沿岸部を走行する薩埵峠区間においては風水害による通行止めがたびたび発生しており、通行止めの際には、迂回した車両の生活道路への迷い込みや、新東名へ迂回する車両が清水連絡路に集中し渋滞が発生するなど地域の交通に混乱が生じています。
そこで、令和2年より国道管理者である静岡国道事務所を事務局とした「国道1号富士川周辺における休憩・防災機能検討会」を立上げ富士川周辺の道路環境が抱える課題の解決に向け検討を行っています。
道の駅検討箇所
清水区蒲原地区への道の駅整備の検討箇所は、国道1号富士由比バイパス沿線にある旧県立庵原高等学校のグランド跡地を選定しました。
この場所に、「休憩機能」、「地域連携機能」、「情報発信機能」、「防災機能」を有した道の駅を整備することで、本市が抱える課題を解決するだけではなく地方創生の新たな拠点を目指します。
道の駅とトライアル
蒲原地区での道の駅整備では、いきなり大規模なハコモノづくりからスタートするのではなく、使い方を試行(トライアル)しながらこれまでにない新しいカタチの道の駅を目指すべく、「トライアルサウンディング」を採用しました。
道の駅の「地域連携機能」を想定し、令和4年7月に開業した「トライアルパーク蒲原」にて、官民連携により地域を巻き込んだ大規模な検証を行っています。
トライアル事業は令和4年7月よりスタートし令和7年3月まで実施します。トライアル期間で得られた成果を基に、「トライアルパーク蒲原」の道の駅への発展を目指します。
トライアル事業の詳細については下記のページをご覧ください。