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ページID:1860
更新日:2024年5月28日
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猫を飼っている皆様へのお願い
あなたが飼っている猫は、まちの嫌われ者になっていませんか?
猫に関する多くの苦情や相談が動物愛護センターに寄せられています。
猫は飼い主の心がけしだいで、人から愛されたり、嫌われたりします。
あなたの気付かない所でご近所に迷惑をかけているかもしれません。
もう一度、猫の習性や飼い方のマナーを考えてみてください。
マナー1 猫は室内で飼いましょう!
あなたが飼っている猫が、屋外へ自由に出入りしていると、よその家の庭をふんで汚したり、飼い主のいない子猫が産まれる元になっている可能性があります。
また、猫同士のけんかにより病気をもらってしまったり、交通事故にあう危険性もあります。
「室内だけで飼うのは外に出られなくてかわいそう」という方もいますが、猫は本来広い範囲を歩く動物ではありません。
外の様子が見える部屋で、高さがある落ち着ける場所を作ってやること等によって、室内でも快適に生活できます。
マナー2 避妊・去勢手術をしましょう!
1頭のメス猫は1年間に20頭以上子猫を産むこともあり、自由に繁殖すると、飼い主が面倒を見切れなくなります。
他人の家の敷地や公園などで子猫が生まれると、ご近所トラブルになることもあります。
また、去勢手術をしていない、外出自由なオス猫はよその飼い猫や、ノラ猫との間に交尾をくりかえし、多くの不幸な子猫を増やしています。
このようなことを防ぐために、メスもオスもきちんと避妊・去勢手術をしましょう。
マナー3 最後まで責任を持って飼いましょう!
飼い猫の寿命は10年~15年、長生きな猫では20年以上生きることもあります。
飼い始めたら終生飼うことが飼い主の責任です。
家族の一員として、愛情を持って飼いましょう。
飼い猫の飼育を放棄したり、捨てることは犯罪行為であり、「動物の愛護及び管理に関する法律」により、100万円以下の罰金に処すると規定されています。
マナー4 飼い主がわかるようにしましょう!
首輪にネームプレートなどの身元が分かるものを着けたり、飼い主の分かる電子情報の入ったマイクロチップを装着しておきましょう。
室内飼いであっても不意に外に飛び出してしまう場合もあります。
迷子になったときや災害時、交通事故にあったときなどの身元確認に役立ち、飼い主のもとに帰ることができます。