静岡市水防団について 印刷用ページ

最終更新日:
2021年5月11日
このページでは、水防団の活動について紹介しています。

水防団とは?

「水防」とは、自らの地域を自らの手で守る自衛の減災活動のことです。この水防活動の中心となるのが水防団です。
静岡市でも、安倍川・長尾川など葵区・駿河区の5河川およびその支川の洪水や、海岸付近の高潮等の水害に対処し、その被害を軽減するために水防団を設置しています。

※水防団がない河川は消防団が水防活動も担います。

水防団の役割について

水害を未然に防止し、被害を最小限に食い止めるために、水防団では次のような活動をしています。

(1)平常時の活動
 ・堤防の巡視
  水防活動上危険な箇所がないか、河川や海岸などを巡視します。

 ・水防倉庫、通信の点検
  水防倉庫内の資機材を点検し、出動時に備えます。
  ※水防倉庫とは、水防活動に必要な水防資機材(木杭、土のう、照明器具、掛矢、つるはし、鉄線、縄、
   のこぎりなど)を備蓄しておくための倉庫のことで、市内63箇所に設置しています。

 ・訓練の実施
  日頃から万一の水害に備え、スムーズに水防活動を行えるように、水防訓練を行っています。
  ※静岡市では、毎年出水期を控えた6月上旬に水防団・消防団等、水防関係者約2,000人が
   参加する大規模な訓練を行っています。(会場:安倍川河川敷与一六丁目地先)
 
堤防巡視 堤防巡視
水防倉庫 水防倉庫
訓練の様子 訓練の様子
(2)洪水時の活動
 ・水防工法の実施
  状況に応じて最適な水防工法を実施します。堤防の決壊を未然に防いだり、
  水害を最小限にくい止めるのが目的です。

 ・排水作業
  氾濫による被害の軽減を図るため、排水作業を行います。
水防工法(1) 水防工法(1)
水防工法(2) 水防工法(2)

水防団の管轄区域

現在、静岡市には9つの分団が設置されており、令和3年4月1日時点の団員数は1,743人です。
(条例で定められている定員は2,413人)
各分団の配置は以下のとおりです。

(1)安倍川第1分団 (2)安倍川第2分団 (3)安倍川第3分団 (4)安倍川第4分団 (5)安倍川第5分団
(6)長尾川分団    (7)足久保川分団   (8)藁科川分団   (9)丸子川分団


※水防団の管轄以外の地区については、該当地区の消防団が水防活動にあたっています。
★静岡市水防団の活動に興味がある方、詳しく知りたい方は
 「水防団員の募集について」をご覧ください!

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