印刷
ページID:347
更新日:2025年2月15日
ここから本文です。
静岡市水防団
このページでは、静岡市水防団の活動を紹介しています。
水防団員の募集ページも、ぜひ、ご覧ください!
水防団とは
「水防」とは、自らの地域を自らの手で守る自衛の減災活動のことです。この水防活動の中心となるのが水防団です。
静岡市では、安倍川・長尾川など葵区・駿河区の5河川およびその支川の洪水や、海岸付近の高潮等の水害に対処し、その被害を軽減するために水防団を設置しています。
水防団がない河川は消防団が水防活動も担います。
水防団の役割
水害を未然に防止し、被害を最小限に食い止めるために、水防団では次のような活動をしています。
平常時の活動
- 堤防の巡視
水防活動上危険な箇所がないか、河川や海岸などを巡視します。 - 水防倉庫、通信の点検
水防倉庫内の資機材を点検し、出動時に備えます。
※水防倉庫とは、水防活動に必要な水防資機材(木杭、土のう、照明器具、掛矢、つるはし、鉄線、縄、のこぎりなど)を備蓄しておくための倉庫のことで、市内55箇所に設置しています。 - 訓練の実施
日頃から万一の水害に備え、スムーズに水防活動を行えるように、水防訓練を行っています。
※静岡市では、毎年出水期を控えた6月上旬に水防団・消防団等、水防関係者が参加する大規模な訓練を行っています。(会場:安倍川河川敷与一六丁目地先)
堤防巡視
水防倉庫
訓練の様子
洪水時の活動
- 水防工法の実施
状況に応じて最適な水防工法を実施します。堤防の決壊を未然に防いだり、水害を最小限にくい止めるのが目的です。 - 排水作業
氾濫による被害の軽減を図るため、排水作業を行います。
水防工法(1)
水防工法(2)
水防団の管轄区域
現在、静岡市には9つの分団が設置されており、令和6年4月1日時点の団員数は1,616人(条例で定められている定員は2,413人)です。
各分団の配置は次のとおりです。
名称 | 管轄区域 | 分団拠点位置 | 分団員数
|
|
---|---|---|---|---|
(1) | 安倍川第1分団 | 安倍川左岸:葵区牛妻(曙橋)から葵区秋山町(狩野橋)まで | 葵区与一六丁目 | 146名 |
(2) | 安倍川第2分団 | 安倍川左岸:葵区秋山町(狩野橋)から葵区田町七丁目(安倍川橋)まで | 葵区辰起町 | 116名 |
(3) | 安倍川第3分団 | 安倍川左岸:葵区弥勒二丁目(安倍川橋)から海(安倍川以東)まで | 駿河区緑が丘町 | 65名 |
(4) | 安倍川第4分団 | 安倍川右岸:葵区油山(曙橋)から葵区西ヶ谷(狩野橋)まで | 葵区遠藤新田 | 138名 |
(5) | 安倍川第5分団 | 安倍川右岸:葵区慈悲尾(狩野橋)から河口まで | 駿河区東新田一丁目 | 134名 |
(6) | 長尾川分団 | 長尾川右岸・左岸:葵区平山から巴川合流点まで | 葵区瀬名三丁目 | 305名 |
(7) | 足久保川分団 | 足久保川右岸・左岸:足久保奥組から安倍川合流点まで | 葵区足久保口組 | 192名 |
(8) | 藁科川分団 | 藁科川右岸・左岸:葵区富沢から安倍川合流点 | 葵区羽鳥 | 358名 |
(9) | 丸子川分団 | 丸子川右岸・左岸:駿河区宇津ノ谷から安倍川合流点及び海(安倍川以西)まで | 駿河区下川原三丁目 | 154名 |
分団員数は令和6年4月1日時点
水防団の管轄以外の地区については、該当地区の消防団が水防活動にあたっています。