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更新日:2024年2月15日

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【2019年3月31日】新清水庁舎のあり方の検討について

清水は、古くから海と港によって賑わい発展してきました。先人たちは、造船業をはじめ多彩な港湾関連産業を軸に、港を発展させ、まちを成長させてきました。しかしながら、時代の変遷とともに我が国の産業構造が大きく変化する中で、清水の経済を支えてきた、いわゆる重厚長大型の諸産業は衰退し、清水はその勢いを失わざるを得ない状況にあります。そこで私は、かつての清水の活気を取り戻すべく、産業構造の変化に的確に対応したまちづくりを進めることを決意しました。具体的には、港湾工業都市の礎の上に観光サービス産業や海洋エネルギー産業などの新産業を創出し、国内外から人々が訪れる「国際海洋文化都市」を実現させます。まちなかの活気を取り戻すための都市戦略には「中心部への生活機能の集積」と「災害に強い防災機能の充実」を掲げております。まず、現庁舎をJR清水駅東口公園へ移転することで、中心部への生活機能の集積を図ります。新庁舎をまちのシンボルとするだけでなく、JR清水駅と直結することで利便性を向上させます。既に商店街や公共機能が集まるこのエリアに清水庁舎を移転することで、由比や蒲原などからのアクセスが向上するとともに、買物客や施設利用者が増加し、賑わいの創出や地域経済の活性化が促進されます。また、公共施設が集積することで民間開発も進みます。次に、災害に負けない強靭なまちづくりの第一歩として、新庁舎建設により地域の防災力の向上を図ります。沿岸部に中心市街地が形成されている清水は、万一の津波などの災害リスクを避けることができない土地であるのも事実です。新庁舎は最高水準の耐震・対津波性能を備えた災害に強い建物構造とし、約12,000人の緊急避難スペースを設ける計画となっています。本市では現在、新清水庁舎建設のほか、新設の民間ビルへの防災対策助成など、官民を挙げて災害に強いまちづくりを進めています。この取り組みにより、住んでいる人はもちろん、この地を訪れる人にとっても安心安全に過ごせるまちにしてまいります。新庁舎建設は、活気があふれ、強い、新たな清水を実現させるリーディングプロジェクトです。この基本計画では、新庁舎がまちづくりに果たす役割と機能が余すことなく描かれておりますので、ぜひ、市民の皆さんにも関心を持っていただきたく思います。輝ける清水の未来に向かって、ともに一歩一歩進んでいきましょう。平成31年3月 静岡市長 田辺信宏

新清水庁舎の建設検討について

新清水庁舎建設検討委員会について

新清水庁舎建設検討通信

平成29年度、平成30年度に実施した「新清水庁舎建設検討」の状況についてのニュースレターです。

「新清水庁舎建設基本構想」及び「新清水庁舎建設基本計画」について

平成29年度

新清水庁舎建設基本構想と、その作成にあたって実施したパブリックコメントの結果がご覧いただけます。

平成30年度

新清水庁舎建設基本計画と、その作成にあたって実施したパブリックコメントの結果がご覧いただけます。

「明日の清水のまちづくり」について

広報しずおか 平成29年2月 特集号
【1~4ページ】「清水のまちなか」が変わる!「明日の清水のまちづくり」を考える

ダウンロードはこちら(PDF:5,422KB)

本ページに関連する情報

清水まちなかタウンミーティングの開催報告

お問い合わせ

財政局財政部管財課庁舎整備室

葵区追手町5-1 静岡庁舎本館1階

電話番号:054-221-1602

ファックス番号:054-221-1015

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