二酸化炭素消火設備を安全に使用するために 印刷用ページ

最終更新日:
2021年2月16日
 令和2年12月22日に愛知県名古屋市内の立体駐車場において、工事中に二酸化炭素消火設備が誤操作により作動し、死者1名、負傷者10名を出す事故が発生しました。
 また、令和3年1月23日にも、東京都港区のビル地下駐車場に設置された二酸化炭素消火設備の点検作業を行っていたところ、二酸化炭素が放出され、死者2名を出す事故が発生しました。

 二酸化炭素消火設備は、一定の空間に二酸化炭素を放出し、酸素濃度を下げることにより消火する設備です。火災に対する消火効果が高く、消火に伴う汚損が少ない一方で、消火ガスとして使用している高濃度の二酸化炭素は、人体に対する危険性も有しています。

 同様の事故を防ぐため、次に掲げる事項を厳守しましょう。

事故を防ぐために

作業の前に、十分な意思疎通を

  改修工事や保守点検等を行う場合は、施設管理者と工事関係者が、作業開始前に次の情報を共有しましょう。
1 作業の内容(作業概要・作業場所等)
2 消火設備の設置状況及び操作方法
3 火災発生時の対応・情報伝達方法

作業開始前には「閉止弁」を閉める

 作業内容等に応じて、ボンベ庫内の「閉止弁」を閉めてから作業を開始しましょう。
 「閉止弁」を閉めることで、万一誤操作があっても、消火ガスは放出されません。
※作業終了後は「閉止弁」を開き、元の状態に戻してください。

誤って作動させたら速やかに「非常停止ボタン」を押す

 二酸化炭素消火設備の起動は、原則、手動となっています。手動起動装置の扉を開けると、火災が発生したことを伝える音響警報が流れ、手動起動装置内の起動ボタンを押すと、二酸化炭素放出エリアから退避を促す音響警報が流れます。退避するのに必要な遅延時間(最短で20秒)を経過すると消火ガスが放出されます。
 誤って起動ボタンを押した場合でも、遅延時間以内に手動起動装置内にある「非常停止ボタン」を押すことで、二酸化炭素の放出を止めることができます。非常停止が間に合わない場合は、直ちに、二酸化炭素放出エリアから避難してください。
 
二酸化炭素消火設備の手動起動装置 二酸化炭素消火設備の手動起動装置

本ページに関するアンケート

このページは使いやすかったですか?

本ページに関するお問い合わせ先

消防局 消防部 査察課 査察係

所在地:駿河区南八幡町10-30

電話:054-280-0146

ファクス:054-280-0147

お問い合わせフォーム