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ページID:13098
更新日:2024年4月8日
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高齢者福祉施設等向けの救急おたすけガイドブックを作成しました
はじめに
近年、静岡市消防局管内の救急件数が増加しています。
特に、高齢化に伴い65歳以上の高齢者の救急搬送が増えており、高齢者福祉施設等からの救急要請も増加傾向にあります。
高齢者福祉施設等からの救急要請は、入所者の方の急病や施設内での転倒事故などによるものが多く、病気や怪我を未然に防げたかもしれない事例もあったと思います。
そこで静岡市消防局では、施設内での病気や怪我の予防ポイントの紹介や、もしもの時の救急対応をスムーズに行うことができるよう、
「静岡市消防局 高齢者福祉施設等における救急おたすけガイドブック」
(以下、救急おたすけガイドブック)
を作成しました。
施設職員の皆さまにぜひご覧になっていただき、施設利用者の方々が安心して元気に暮らせるように活用していただければと願います。
救急件数の推移
令和4年度の静岡市消防局内の救急搬送件数は45,045件でした。
これは1日に124件、約12分に一回のペースで救急車が出動している計算になります。
救急件数は増加傾向にあり、令和3年度に比べ出動件数は6,535件増加しました。
高齢者福祉施設等からの救急搬送件数は、コロナ禍以降増加しています。
今後も、少子高齢化が進むにつれ、救急件数がより増加することが予想されます。
救急おたすけガイドブックと情報シートの活用
「救急おたすけガイドブック」には、「患者基本情報シート」、「救急搬送時の情報提供シート」が掲載されています。
救急要請をした場合には、これらのシートに患者様の情報を記入し、到着した救急隊員に提示していただければ、救急活動がスムーズに進みます。
ぜひ、施設職員の皆さまに活用していただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。