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更新日:2025年4月18日

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静岡市葵消防署管内建物火災事故を受け消防を管理する市長としての最終考察

消防を管理する市長としての最終考察

静岡市長は、消防を管理する者として、令和4(2022)年の静岡市葵区呉服町二丁目建物火災での殉職事故に係る2つの報告書を一体とし、事故に関する事実の経緯から課題、再発防止策までの全体が把握できるよう整理しました。併せて、報告書について関係者等(消防局職員、遺族等)から寄せられたさまざまな意見等に関し再度事実確認した結果、追記又は変更をすべき部分について、記載内容を見直し、令和7(2025)年3月に、「静岡市葵消防署管内建物火災事故を受け消防を管理する市長としての最終考察(PDF:4,513KB)」を発表しました。

最終考察の目的

令和4(2022)年8月13日に静岡市葵区呉服町二丁目で発生した建物火災において、1名の消防職員が殉職した火災事故(以下「本件事故」という。)を受け、静岡市は、令和4(2022)年9月20日に静岡市葵消防署管内建物火災事故調査委員会を設置しました。同委員会は、8回の会議を経て、令和5(2023)年8月1日に「静岡市葵消防署管内建物火災事故調査報告書」(以下「事故調査報告書」という。)を市に提出しました。

事故調査報告書では、消防活動における事故防止に寄与することを目的とし、再発防止策として必要な安全を最優先する組織風土の構築などの施策を講じるよう、消防局に対して提言されています。

事故調査報告書が事故の責任を問うものではなく、主に再発防止策について提言するものであったことから、静岡市は、事故調査報告書の提言を受けた上で、本件事故の背景にある組織的課題について検証を行い、再発防止に必要な事項を取りまとめた「葵消防署管内建物火災事故行政的検証報告書」(以下「行政的検証報告書」という。)を令和6(2024)年2月28日に発表しました。

事故調査報告書と行政的検証報告書は、消防局が再発防止を迅速に進め、組織改革を職員一丸となって取り組んでいくための指針となるものです。消防局は、これらの報告書に基づき、組織改革を進めています。

静岡市長は、消防を管理する者として、この指針である2つの報告書を一体とし、本件事故に関する事実の経緯から課題、再発防止策までの全体が把握できるよう整理し、本件事故について最終報告書とすることが必要と判断しました。その際、事故調査報告書の発表以後に、関係者等(消防局職員、遺族等)からさまざまな意見等が寄せられました。このため、それらの意見等に関し再度事実確認し、その結果、追記又は変更をすべき部分について、記載内容を見直しました。

参考

(終了しました)ウェアラブルカメラの映像の提供

最終考察においては、災害機動支援隊が装着していたウェアラブルカメラの映像を確認した上で記述した部分(注6、注7、注11及び注13)があります。
任意での非公開情報(市民の顔などの個人情報)をモザイク処理等した全映像の提供は終了しました。
今後、非公開情報(市民の顔などの個人情報)をモザイク処理等した全映像の公開をお求めの場合は、公文書の公開請求に基づき、お手続きください。

お問い合わせ

消防局消防管理室 

駿河区南八幡町10-30

電話番号:054-280-0162

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