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更新日:2024年2月27日
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可燃性合成樹脂の内装表示マークの表示のお願い
建築物の内装に使用されている可燃性合成樹脂発泡体を用いた断熱材等は、火災発生時に、多量の可燃性ガスを発生させ、速燃的に延焼拡大することが明らかになっており、建物利用者の避難、自衛消防隊の初期消火活動や消防隊員の消火活動等に大きな危険を伴います。
このため、内装材として可燃性合成樹脂発泡体を用いた断熱材等を使用している一定の建築物に対して、出入口等に危険情報として内装表示マークの表示をお願いします。
内装表示マーク
- 文字は、朱色(反射性けい光塗料が望ましい。)とし、一文字を縦35mm、横30mmとする。
- 地色は、白色とする。
- 形は、一辺が300mmの正方形の中心に、一辺が120mmの正六角形を描き、正三角形2個を交互に内接させたものとし、朱色(反射性けい光塗料が望ましい。)とする。
- 材質は経年変化の少ないものとする。
- 表示位置は、入室する際、目につき易い位置であれば、上部でも横でもよい。(扉表面上は開放時見えなくなることがあるので好ましくない。)
- 表示する場合は、ビス又は接着剤などにより固定する。
- 表示する場合は、経年変化の少ない壁等に表示する。
対象となる建築物
内装表示マークの表示の対象となる建築物は、壁又は天井の内装に可燃性合成樹脂発泡体を材料として用いる別表に掲げる用途に供する室等(以下「対象室」という。)を有するもののうち、次に掲げる要件の全てを満たすものです。
- (1)床面積が150平方メートル以上の対象室を1以上有すること。
- (2)当該建築物における対象室の床面積の合計が500平方メートル以上であること。