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更新日:2024年2月15日
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蚊媒介感染症に関する蚊の調査について
- 平成26年度に国内でデング熱の国内集団感染者の確認がされたことから、静岡市では、デング熱等の蚊媒介感染症の流行を防ぐため、定点を定めた蚊の発生状況の継続的な観察(定点モニタリング)を実施しています。
- デング熱感染症の原因となるデングウイルス及びジカウイルス感染症の原因となるジカウイルスを媒介するのは、「ヒトスジシマカ」のメスのみです。
- 主に、水田や湿地等に生息する「アカイエカ」はこれらのウイルスを媒介しません。
調査施設
調査場所は静岡市葵区駿府城公園内です。
調査の時期
本調査は、蚊が活動する6月から10月まで毎月1回調査を実施しています。
調査方法(蚊の発生密度調査)
蚊の採取は、「8分間人囮法」という調査方法で行っています。
これは、その名のとおり採取者を囮(おとり)とするもので、調査場にいる採取者に近寄ってきた蚊を、目の細かい補虫網で蚊を捕獲する方法です。
この方法は、蚊がたくさん存在していれば短時間で多数の蚊サンプルが得られるので、迅速に採取することができるメリットがあります。
駿府城公園内を6区画に分けて、8分間人囮法にて蚊を捕獲して、蚊の発生状況及びウイルスの保有状況を調査しています。
調査結果
今年度実施した、調査結果はこちらです。令和5年度感染症媒介蚊定点モニタリング結果(PDF:68KB)