印刷
ページID:1092
更新日:2025年2月14日
ここから本文です。
市民の皆様へのお願い~大規模災害に備えた水の備蓄や応急給水拠点の確認~
市民の皆様へのお願い
人が生きていくために必要な飲用水の量は1人あたり1日3リットルということをご存知ですか?
大規模な地震が発生すると、社会は地震発生から数日間はほとんど機能せず、飲料水や生活用水の入手が困難になることが予想されます。
大規模災害に備え、市民の皆様は、水の備蓄や応急給水拠点の確認をお願いいたします。
飲用水の備蓄のお願い
震災初期時には、市の所有している給水車10台は災害拠点病院などへの給水活動を優先して行います。市民の皆様への給水活動は、他都市からの応援の給水車が到着し次第、開始する予定です。
しかし、大規模災害が生じた場合はこの限りでなく、給水車の台数が確保できずに給水開始が遅れる場合や給水を行えない場所が生じる可能性があり、それまでの間は「自助」「共助」が非常に大切となります。
市民の皆様には「1人1日3リットル×7日分」の水の備蓄をお願いします。
水道水の汲み置き方法
- (1)清潔でふたのできるポリ容器を用意してください。
- (2)くみ置きには水道水をそのまま使用してください。(煮沸したり浄水器を通すと、残留塩素による殺菌効果がなくなります。)
- (3)容器の中を満水にし、なるべく気泡が入らないようにしてください。
- (4)日の当らない涼しいところで保存してください。
- (5)容器の中身は3日程度で入れ替えてください。入れ替えた水は洗濯や掃除などにご利用ください。
生活用水の確保
お風呂の残り湯を貯めておくと、火災の初期消火に大変な威力を発揮します。また、手洗いや掃除などの生活用水として使用することもできます。
給湯器を備えたご家庭では、停電時における貯湯タンクの水の利用方法も事前に確認してください。
上下水道局では、雨水を一時的にためておく雨水貯留タンクの補助制度も設けていますので、ご検討ください。
蛇口は閉めてください
蛇口から水道水が出なくなったら、忘れずに蛇口を閉めてください。
蛇口が開いたままになっていると、水道が復旧したとき家中が水浸しになってしまいます。
給水拠点の確認
静岡市では、耐震性貯水槽や停電時でも使用できる給水栓付き受水槽を市内各所に配備しています。また、給水車による給水も計画しています。
これら、災害時の給水拠点は、地域の防災訓練などに参加し事前に把握してください。あわせて、給水拠点で水を受け取るための容器の備蓄も忘れずにお願いします。
静岡市防災メール
静岡市では、地震関連情報や気象関連情報等の防災情報を携帯電話等へお知らせする「静岡市防災メール」の配信サービスを行っております。
災害発生時には、上下水道局からも給水車による応急給水活動状況や管路復旧状況等の情報を発信をする予定ですので、ぜひご利用ください。
静岡市防災メールの登録につきましては、静岡市防災メールをご覧ください。
なお、上下水道局が発信する情報を受信するためには、「広域水道情報」を受信するように設定する必要があります。