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更新日:2025年3月10日
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静岡ECO市カルタ:あ行~た行
静岡市は、環境全般について専門的な知識を修得し、身の回りの環境問題の解決に向かって主体的に取り組む環境学習リーダー・学習支援スタッフを育成することにより、よりよい静岡市の環境を将来の世代へ継承するため、市民講座『環境大学』を開講しています。『環境大学』では、全12回の講義を学んだ知識の集大成として、グループに分かれた「卒業発表」を実施しています。
令和6年度の卒業発表にて、楽しく環境問題を学ぶため、「静岡ECO市/絵古紙カルタ」を制作しました。
このページでは、カルタ作品を通して、皆さんに知ってほしい環境問題に関する知識をご紹介します!
【静岡ECO市/絵古紙カルタの特徴】
- 「あ」から「ん」まで、全部で46枚あります。
- カードを代表する一文字が絵札(取り札)に書かれています。
- 句(読み札)の裏面には句に関する解説が記載されており、遊びながら環境問題について考えることができます。
- 静岡市がもっとエコなまちになってほしい、そしてお菓子箱などの古紙から作られたカルタであることから、静岡「ECO市/絵古紙」カルタと命名されています。
【制作】静岡市環境大学2024 Aグループ
★カルタの活用について
講座やイベントなどで自由に活用していただけます。
利用をご希望の場合は、以下のリンクよりデータを印刷し、是非ご活用ください。
(なお、本カルタはお菓子箱や段ボールなどの古紙から出来ていることを特徴としています。そのため、印刷する場合には、古紙をご使用いただけますと幸いです。)
各札の詳細
静岡ECO市/絵古紙カルタ「あ」~「お」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「あ」
あついなあ 増え続けている 異常気象
【読み】あついなあ ふえつづけている いじょうきしょう
【テーマ】地球温暖化による異常気象
【解説】猛暑や豪雨、熱波、干ばつ、洪水、山火事といった異常気象が近年増えつつあり、これは、地球温暖化の加速と共に増加し続けると言われています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「い」
いつでもゴミは ゴミ箱に
【読み】いつでもごみは ごみばこに
【テーマ】ごみ減量
【解説】ポイ捨てされたごみは、鳥に食べられたり、風によって海に流れ、海洋ごみとして海を汚してしまいます。そのため、私たちはごみをきちんとごみ箱に捨てたり、適切にリサイクルしなくてはなりません。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「う」
うみの汚染 その原因は プラスチック?
【読み】うみのおせん そのげんいんは ぷらすちっく?
【テーマ】海洋プラスチックごみ
【解説】海をただようプラスチックごみが近年問題視されつつあります。これらのプラスチックは魚や鳥に食べられ、動物を苦しませると同時に、紫外線や波の力によって目に見えないほど小さくなり、病気を起こして害を成す可能性があると言われています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「え」
SDGs 達成期限が もう目前
【読み】えすでぃーじーず たっせいきげんが もうもくぜん
【テーマ】SDGs
【解説】SDGsとは、17のゴール、169のターゲットから構成され、地球上の誰ひとり取り残されないことを誓う、持続可能でより良い世界を目指す国際目標のことです。生物や海、陸の豊かさを守り、環境問題への具体的な対策を行うことなどが目標とされており、期限の2030年までの達成のため、私たちの意識や行動の見直しが求められています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「お」
自然から学ぶ 温暖化対策 省エネ社会の実現へ
【読み】しぜんからまなぶ おんだんかたいさく しょうえねしゃかいのじつげんへ
【テーマ】地球温暖化(バイオミミクリー)
【解説】バイオミミクリーとは、日本語で「生物模倣技術」のことを指し、環境変化とともに生き延びてきた生物や自然の構造を解明し、新しい技術に利用することを意味します。現在では、シロアリのアリ塚の構造から、夏でも空調のいらない建物や、鳥の羽の形状から効率的に発電、省エネを実現したファンなどが開発されています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「か」~「こ」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「か」
環境マネジメントに 取り組もう
【読み】かんきょうまねじめんとに とりくもう
【テーマ】環境マネジメント
【解説】環境マネジメントとは、企業や団体などの組織が経営の中で、環境に対する方針や目標を設定し、達成のために取り組んでいく体制やプロセスなどのことをいいます。環境と経済の両立を図り、両者が共存していくことが重要視されています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「き」
きれいな地球 プラスチック汚染から 守り抜こう
【読み】きれいなちきゅう ぷらすちっくおせんから まもりぬこう
【テーマ】マイクロプラスチック
【解説】地球上にはすでに多くのマイクロプラスチックが存在し、中には水や空気中にもあると言われています。現在、除去する技術が開発されつつありますが、まずは私たち一人一人が、ごみを拾ったり、適切に捨てたりしなくてはなりません。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「く」
クリーンエネルギーで 環境保全の促進へ
【読み】くりーんえねるぎーで かんきょうほぜんのそくしんへ
【テーマ】クリーンエネルギー
【解説】クリーンエネルギーとは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスといったCO2を排出することなく、永続的に利用できるエネルギーのことです。現在、環境保護のために、設置が進んでいます。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「け」
健康は 住環境に 左右される
【読み】けんこうは じゅうかんきょうに さゆうされる
【テーマ】健康と住環境
【解説】家を建てる時の住環境の温度設定を18℃以上に設定すると、暑すぎたり寒すぎたりすることなく健康に過ごすことができます。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「こ」
公共バスも 水素燃料で脱CO2化
【読み】こうきょうばすも すいそねんりょうでだつしーおーつーか
【テーマ】水素燃料
【解説】静岡市では、水素燃料を使った公共バスが増えつつあり、脱炭素化に向けての努力が続けられています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「さ」~「そ」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「さ」
さんご礁は 地球温暖化防止の バロメーター
【読み】さんごしょうは ちきゅうおんだんかぼうしの ばろめーたー
【テーマ】サンゴ礁
【解説】サンゴ礁は海水温の上昇に弱く白化と成って死滅する。白化の範囲と速度を観察する事で地球温暖化の状況が確かめられます。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「し」
蜃気楼、温暖化防止の目標はまぼろしと成らず
【読み】しんきろう、おんだんかぼうしのもくひょうはまぼろしとならず
【テーマ】地球温暖化
【解説】蜃気楼のように幻と消えてしまわないよう、地球温暖化対策を皆でより一層進めていく必要があります。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「す」
進めよう 省エネ社会 身近なところから
【読み】すすめよう しょうえねしゃかい みぢかなところから
【テーマ】省エネ
【解説】「身近なところで」とは節電といった待機電力を極力使用しない努力、節水、服を脱ぎ着することでの温度調整などを積極的に活用することなどがあげられます。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「せ」
せっけんを使用すれば 環境に負荷を かけすぎない
【読み】せっけんをしようすれば かんきょうにふかを かけすぎない
【テーマ】石鹸
【解説】ボディーソープよりも固形せっけんを選択することは、水を汚しにくいうえ、いずれ自然に還るために環境に優しいと言われています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「そ」
ソーラー流行り 将来の環境の視点で 見直そう
【読み】そーらーばやり しょうらいのかんきょうのしてんで みなおそう
【テーマ】ソーラー発電
【解説】ソーラー発電は耐用年数が来た時の後処理を考えながら進めていく必要があり、後生の負の遺産とならないよう考えていかなくてはなりません。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「た」~「と」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「た」
建前と本音、環境保全に役立つなら どちらも良い
【読み】たてまえとほんね、かんきょうほぜんにやくだつなら どちらもよい
【テーマ】環境保全
【解説】ごみの減量、分別、節水、省エネ、公共交通の利用や次世代自動車の利用、地産地消、テレワークの促進など様々なアクションを起こすにあたって面倒に思う事も将来の地球のためにとにかく皆でやってみよう!という気持ちが大切だと考えます。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ち」
ちりつもの 意識をもって エコクッキング
【読み】ちりつもの いしきをもって えこくっきんぐ
【テーマ】エコクッキング
【解説】地元でとれた旬なもの 食材まるごと 水を大切に
静岡ECO市/絵古紙カルタ「つ」
つくろう野菜 竹粉使った 生ゴミ堆肥で
【読み】つくろうやさい たけこなつかった なまごみたいひで
【テーマ】生ごみ堆肥
【解説】身近な自然環境の素材の竹を活用して生ごみをたい肥化して資源化にチャレンジ!!
静岡ECO市/絵古紙カルタ「て」
てまえどり 食品ロスを 減らせるよ
【読み】てまえどり しょくひんろすを へらせるよ
【テーマ】てまえどり
【解説】賞味期限の近い手前から取ることをみんなで意識すれば、膨大な日本の食品ロスを減らすことに繋がります。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「と」
都市ゴミ溶融スラグから 環境生態保全都市へ
【読み】としごみようゆうすらぐから かんきょうせいたいほぜんとしへ
【テーマ】都市ごみ
【解説】静岡市の都市ごみから作られた溶融スラグ入り藻場ブロックは、ケイ酸成分の放出により、海藻の生育を促し藻場の生態系を創出し、脱炭素へ貢献しています。