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更新日:2025年3月10日
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静岡ECO市カルタ:な行~ま行
静岡市は、環境全般について専門的な知識を修得し、身の回りの環境問題の解決に向かって主体的に取り組む環境学習リーダー・学習支援スタッフを育成することにより、よりよい静岡市の環境を将来の世代へ継承するため、市民講座『環境大学』を開講しています。『環境大学』では、全12回の講義を学んだ知識の集大成として、グループに分かれた「卒業発表」を実施しています。
令和6年度の卒業発表にて、楽しく環境問題を学ぶため、「静岡ECO市/絵古紙カルタ」を制作しました。
このページでは、カルタ作品を通して、皆さんに知ってほしい環境問題に関する知識をご紹介します!
【静岡ECO市/絵古紙カルタの特徴】
- 「あ」から「ん」まで、全部で46枚あります。
- カードを代表する一文字が絵札(取り札)に書かれています。
- 句(読み札)の裏面には句に関する解説が記載されており、遊びながら環境問題について考えることができます。
- 静岡市がもっとエコなまちになってほしい、そしてお菓子箱などの古紙から作られたカルタであることから、静岡「ECO市/絵古紙」カルタと命名されています。
【制作】静岡市環境大学2024 Aグループ
★カルタの活用について
講座やイベントなどで自由に活用していただけます。
利用をご希望の場合は、以下のリンクよりデータを印刷し、是非ご活用ください。
(なお、本カルタはお菓子箱や段ボールなどの古紙から出来ていることを特徴としています。そのため、印刷する場合には、古紙をご使用いただけますと幸いです。)
各札の詳細
静岡ECO市/絵古紙カルタ「な」~「の」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「な」
何になる? 家庭ごみから 溶融スラグ循環資源に
【読み】なにになる? かていごみから ようゆうすらぐじゅんかんしげんに
【テーマ】溶融スラグ
【解説】1,800℃の溶融炉でほぼ100%完全溶融スラグ化された家庭ごみ等は循環資源として静岡市の土木、農業肥料等に役立てられ、循環型社会を創出しています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「に」
人間活動拡大は 地球に負荷をかけすぎて 今
【読み】にんげんかつどうかくだいは ちきゅうにふかをかけすぎて いま
【テーマ】人間活動の拡大による負荷
【解説】国連は2012年の報告書において、地球は既に限界点に達していることを明示。[Planetary Boundaries:人間が地球上で持続的に生存していくためには、超えてはならない地球環境の境界(バウンダリー)があることを明確に示した概念]
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ぬ」
ぬるぬる活性汚泥水、細菌微生物が浄化役
【読み】ぬるぬるかっせいおでいすい、さいきんびせいぶつがじょうかやく
【テーマ】生活排水
【解説】静岡市では、生活排水中の汚泥(有機物)を細菌類等微生物の働きを利用して処理をすることで、生活排水を資質が良好で透明度の高い処理水に変えています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ね」
ネイチャーポジティブ経済へ! 移行は喫緊の課題
【読み】ねいちゃーぽじてぃぶけいざいへ! いこうはきっきんのかだい
【テーマ】ネイチャーポジティブ
【解説】ネイチャーポジティブとは、生物多様性の棄損に歯止めをかけ、自然をプラスに増やしていくことを意味する。商品やサービスを作り出すための資材を供給する生態系を守ることが持続可能なビジネスにもつながると言える。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「の」
農業に SKケイカル 活用だ!
【読み】のうぎょうに えすけーけいかる かつようだ!
【テーマ】溶融スラグ
【解説】西ケ谷工場で1,800℃で家庭ごみなどの廃棄物を完全溶融し急冷却したものを溶融スラグと言います。それを活用したものがSKケイカルとして販売されており、病害虫に強く、自然環境において弱アルカリ性を長期間継続する事ができています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「は」~「ほ」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「は」
白熱電球から LEDに 変えていこう
【読み】はくねつでんきゅうから えるいーでぃーに かえていこう
【テーマ】LED化
【解説】家庭内の電力消費割合の10%を照明が占めています。白熱電球からLED電球に変えると約9ヶ月(1,500時間)程度でコストは逆転!トータルコストでお得です。またLEDは長寿命で長期交換不要はメリットです。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ひ」
肥料になるよ 竹粉と生ゴミ 混ぜたなら
【読み】ひりょうになるよ たけこなとなまごみ まぜたなら
【テーマ】竹粉
【解説】生ごみと竹粉でたい肥が作れて「環境と社会に良い」と海外の人も関心を示しています。生活上の問題点として生ごみを減量して竹粉と混ぜる事でたい肥として資源化し、また放任竹林を整備して里山の保全と竹の有効活用として竹粉が注目されています。竹粉は固めれば燃料にもなります。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ふ」
フードバンクの活用で もったいないから ありがとう
【読み】ふーどばんくのかつようで もったいないから ありがとう
【テーマ】フードバンク
【解説】フードバンクふじのくにはフードバンクを地域の仕組みとして定着させ、食を通じて人の縁を結び、お互いが助けあう、困った時はお互いさまを目指すために10を超える団体が1つになり運営しています。「もったいない」を「ありがとう」という気持ちに変えることが当たり前の社会になることを目指しています。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「へ」
減らしていこう プラスチックごみ
【読み】へらしていこう ぷらすちっくごみ
【テーマ】プラスチックごみ
【解説】プラスチックは日光があたると硬くなってしまいます。マイクロプラスチックの海洋汚染問題は深刻で私たち人間の体内にも魚を食べたりする事や空気に浮遊するマイクロプラスチックを吸い込むことで入りこんでしまいます。プラスチックごみを減らす為にできる事として、レジ袋を断る、マイバッグ・マイボトルを持参する、ごみを持ち帰る、容器をくり返し使う、清掃活動に参加する、資源回収に出すなどが挙げられます。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ほ」
ほっとけない 食品ロスの 問題は
【読み】ほっとけない しょくひんろすの もんだいは
【テーマ】食品ロス
【解説】食品ロスとは、本来食べられる状態であるにも関わらず食品が廃棄されてしまうことです。日本の食料自給率は37%。多くを輸入に頼っているにも関わらず年間2.1兆円にものぼる経費をかけて収集運搬し、大量のCO2を排出して気候変動を起こし、埋立処分場もひっぱくしている。我々消費者が取り組めることとして冷蔵庫内の在庫管理、外食時は食べきれる量の注文などがある。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ま」~「も」
静岡ECO市/絵古紙カルタ「ま」
まぜればゴミ わければ資源
【読み】まぜればごみ わければしげん
【テーマ】ごみ減量
【解説】静岡市には西ケ谷工場、沼上工場の2つのごみ処理施設がありますが「施設の老朽化」と「最終ごみ廃棄物埋め立て地の確保」のためにはごみの分別と減量が不可欠です。ペットボトル・びん・ざつ紙などは分別、リサイクルをし、ごみ出しはルールを守って行いましょう。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「み」
未利用資源活用で 循環型社会を目指そう
【読み】みりようしげんかつようで じゅんかんがたしゃかいをめざそう
【テーマ】未利用資源の活用
【解説】循環型社会とは従来の社会、経済の構造やライフスタイルを見直し地球環境に負荷をかけない持続可能な社会づくり。未利用な資源(竹粉を活用した生ごみの堆肥化、使用した紙と植物繊維で作る再生紙など)を活用して健康的な生活を持続できる社会、生物多様性に富んだ社会の構築を目指そう。
静岡ECO市/絵古紙カルタ「む」
むだ
【読み】むだ
【テーマ】効率的な利用
【解説】むだをなくし、エネルギーや天然資源を効率的に利用する
静岡ECO市/絵古紙カルタ「め」
メタンガス
【読み】めたんがす
【テーマ】メタンガス
【解説】メタンガスを再生エネルギーとして利用し、輸入依存を減らそう!
静岡ECO市/絵古紙カルタ「も」
もり
【読み】もり
【テーマ】森林
【解説】森はCO2の吸収、生物多様性保全、土壌保全、水源機能などの力をもち、地球温暖化防止に大きく貢献している。