印刷
ページID:7975
更新日:2024年4月11日
ここから本文です。
サッカースタジアムを活かしたまちづくりについて
現IAIスタジアム日本平は1991年に収容人数13,216人の日本平運動公園球技場として開場しました。のちにJリーグの開幕に合わせ、20,299人収容のスタジアムに改築し、今も市民の皆さんに愛されています。しかしながら、現在のJリーグのスタジアム基準を一部満たしていないことや、鉄道駅から距離があるとともに、Jリーグ開催時に渋滞が発生するなど、アクセス面での課題があります。
そこで、「静岡市サッカースタジアムを活かしたまちづくり検討委員会」を設置し、まずは新スタジアムの候補地に関する検討や土地利用条件の整理などを進めています。
令和5年度JR清水駅東口のまちづくりのための土地利用条件整理の報告について
静岡市とENEOS株式会社は、令和3年7月に「静岡市清水区袖師地区を中心とした次世代型エネルギーの推進と地域づくりに係る基本合意書」(以下、基本合意書)を締結しました。基本合意書は、ENEOS株式会社の所有する清水製油所跡地を中心に、次世代型エネルギー供給プラットフォームを構築するとともに、「まち」と「みなと」が一体となった魅力的かつ持続可能な地域づくりを進めることを目的としています。
この基本合意書に基づく地域づくりを推進するため、本市は、JR清水駅東口への民間投資計画の提案を呼びかけ、優れた計画については、ENEOS株式会社と連携して、社会の協働により実現したいと考えています。
その際、民間事業者に具体的なまちづくり計画や投資計画を検討していただくためには、計画づくりや投資判断における不確実性を減らす必要があります。そこで、令和5年12月に、土地活用上の課題や利用条件などを整理し、中間報告として公表しました。
その後、中間報告をもとに民間事業者から寄せられたご意見を踏まえ、道路計画や概算事業費などを示す土地活用試案をまとめました。また、IAIスタジアム日本平の改修にかかる概算費用を算出しました。これらを合わせて、最終報告として公表します。
調査内容についてご質問などがありましたら、企画課までお問い合わせください。
- JR清水駅東口のまちづくりのための土地利用条件整理(最終報告)(PDF:1,593KB)
- 参考:令和3年7月「静岡市清水区袖師地区を中心とした次世代エネルギーの推進と地域づくりにかかる基本合意書」(PDF:747KB)
令和4年度サッカースタジアムを活かしたまちづくり検討委員会
令和4年度は「静岡市サッカースタジアムを活かしたまちづくり検討委員会」を設置し、市民・利用者アンケートやパブリックコメントの結果を踏まえ、サッカースタジアム整備の最有力候補地の選定をしました。
最有力候補地の選定結果
- JR清水駅東口ENEOS株式会社清水製油所跡地
まちづくりやアクセス面で優れていることから、最有力候補地にふさわしいものの、津波や液状化対策などの多数の課題が存在するため、これらの解決にあたって、どのような対応が必要か、どの程度のコストを要するのか、などを検証する必要がある。 - 現スタジアムの改修(IAIスタジアム日本平)
JR清水駅東口ENEOS株式会社清水製油所跡地に津波や液状化対策などの課題を解決することが難しい場合の対応として、どの程度のコストを要するのか、あわせて検証を行う必要がある。 - 第1回検討委員会資料(PDF:3,413KB)
- 第2回検討委員会資料(PDF:6,195KB)
- 第3回検討委員会資料(市民・利用者等アンケート結果含む)(PDF:5,354KB)
- 第4回検討委員会資料(書面開催)(PDF:7,204KB)
- 第5回検討委員会資料(パブリックコメント結果含む)(PDF:1,987KB)
令和3年度サッカースタジアム先行事例調査
サッカーのまちにふさわしいスタジアム検討のため、本市のスタジアムの現状整理や他都市事例の調査を実施し、施設規模や整備手法などの検討を行うために必要となる情報を整理しました。