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更新日:2024年2月15日
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静岡市都市景観表彰事業「静岡市まちかどコレクション2022-’23」
受賞物件が決定しました!
まちかどコレクションは、市民の皆さまが見つけた市内の素敵なまちかどを市が表彰することで、「この場所に行ってみたい!」「このまちに住み続けたい!」と感じてほしいという想いで始まり、今回で5回目を迎えます。
今回も市民の皆さまから、身近にある魅力的なまちかどの写真をたくさん応募していただきました。その中から、静岡市都市景観表彰選考委員による選考を行い、受賞物件を決定しました。
詳しくはパンフレットをご覧ください。
受賞物件の一覧
大賞
『苔聖園(たいしょうえん)』
(駿河区池田)
駿河区池田にある盆栽店。塀で囲われた敷居の高いイメージを払拭するため、若い経営者のアイデアで元々あったブロック塀を取り壊しガラス塀にして、地域に開けたお店に生まれ変わりました。
店先の盆栽は季節毎に入れ換えたり、夜間はライトアップを施すことで、日本の伝統である盆栽を地域の人とも分かち合い、その美しさを新しいかたちで発信している点が選考委員から高く評価されました。
準大賞
『ARTIE』
(葵区七間町)
まちかどに突如として現れたオープンスペースは、目の前の街路と一体となって、人のにぎわう公園のような空間を形成しています。新たにできたこのアミューズメント施設は、まちに訪れた人が誰でも利用できることから、いこいの場として日々にぎわっています。大屋根のインパクトが大きく、今後の利用に対する期待感や、このような地域に開かれた空間をつくられた関係者の取組みが選考委員から高く評価されました。
優秀賞~オアシス賞~
『洋風庭屋オリーブ』
(駿河区中吉田)
吉田川のたもとにある、印象派の絵画のようなこの西洋風庭園は、ガーデン設計とお花の販売を行っているお店です。
駐車場は自然素材で明るく開放的なつくりになっていて、立体的な植栽エリアを際立たせています。限られたスペースに、シンボルツリーや中低木を配置し、根元には季節を彩る草花が植栽され、まるで住宅街の「オアシス」のようになっている点が評価されました。
優秀賞~景色の扉賞~
『OutdoorLife kano/kano cafe』
(清水区宍原)
もともと製材所があったところをスタッフがDIYしリノベーションした、木のぬくもりあふれる温かみのある雰囲気のアウトドアショップです。ショップとカフェを一つの建物に収めるのではなく、真ん中に広場を設けてその両端に建物を配置することで、奥に見える山並みも隣に流れる川も一体として、素敵な景観が形成され、まさに「景色の扉」を開いたような気持ちを与えてくれる点が評価されました。
優秀賞~地域の宝賞~
『望月竹次郎商店』
(清水区但沼町)
国道52号沿いにある廃業したガソリンスタンドをリノベーションした駄菓子屋カフェ。ガソリンとお酒を販売していた曾祖父の代から、時代の流れとともに形態を変えながら営業を続けています。絶え間なく人が訪れ、地域とのつながりと暖かさがまちににじみ出たような景観が、まさに「地域の宝」であると高く評価されました。
受賞物件決定までの流れ
- (1)応募期間 令和4年12月19日~令和5年2月28日
市内外の方々から合計66件の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。 - (2)一次選考 ~令和5年6月2日
選考委員による書類選考を行い最終選考対象物件を選びました。 - (3)最終選考 令和5年7月14日
選考委員による現地視察と委員会を行い受賞物件を決定しました。
- (4)表彰式の開催令和5年11月2日
静岡市役所にて表彰式を実施し、受賞者の皆様に表彰状と記念品を贈呈します。
静岡市都市景観表彰選考委員
- 寒竹 伸一(委員長)
静岡文化芸術大学 副学長 特任教授 - 土屋 和男
常葉大学造形学部造形学科 教授 - 藤田 祐司
(公社)静岡県造園緑化協会専務理事兼事務局長 - マハラジャン ディリプ
(一財)静岡市国際交流協会
静岡県ふじのくに親善大使 - 本原 令子
38STUDIO主宰陶芸家/芸術家 - 松尾 憲宏
(公社)静岡県屋外広告協会
magnet-design 代表 - 本田 武志
静岡市 副市長