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更新日:2026年8月12日
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静岡市芸術文化奨励賞受賞者
静岡市芸術文化奨励賞は、本市の芸術文化の振興と向上に優れた業績をあげ、将来一層の活躍が期待される個人ならびに団体に賞を授与するものです。
昭和62(1987)年度に制定され、本年度で39回目を迎えます。昨年度までに、個人71名と19団体、計90組が受賞されています。
令和7(2025)年度静岡市芸術文化奨励賞受賞者(五十音順)
本原令子様【部門:アートプロジェクト】

登呂遺跡で稲作から道具作りまでさまざまな活動をする「アートロ」を主としたアートプロジェクトという新しい分野において、幅広く活動されており、静岡市における地域文化の継承と発信に努めている。陶芸家・美術家としての活動においても、国内外のアーティスト・イン・レジデンスに参加し各地域における生活文化への知識を深めており、市民と協働しながら地域と文化をつなぐ活動に尽力されている。
2012年に静岡県文化奨励賞を受賞されてから13年経過するが、現在は静岡市での活動により一層力を入れており、本市の地域資源である「登呂」に着目した芸術文化の振興への活動の評価と今後益々の活躍が期待されることから受賞が決定した。
矢邉新太郎様【部門:音楽(サクソフォン)】

静岡市内における市民吹奏楽団や中学校・高等学校において指導者として従事し、多数の学校を全国大会に導くなど青少年育成や後進育成事業に尽力している。
加えて、プロサクソフォン奏者としての実績も有し、個人に留まらず静岡市内のメディアを活用した情報発信を積極的に行っている。
今後益々の活躍と活動の裾野が広がっていくことが期待できることから、受賞が決定した。
鷲巣恭一郎様【部門:美術(お茶染め)】

染色家として、静岡市の基幹産業であるお茶と伝統工芸「駿河和染」を融合させた独自の技法である「お茶染め」を研究し、伝統の継承と新たな価値創造に尽力するとともに、市内専門学校での非常勤講師やこどもから大人までを対象としたワークショップを開催し次世代育成にも力を注いでいる。
加えて、「駿府の工房匠宿」染工房の工房長として静岡市の文化・産業の発展に貢献しており、今後の益々の活躍が期待されることから受賞が決定した。
伝馬踟振興会様【部門:伝統文化(踟)】

団体は、30年以上にわたり、静岡浅間神社廿日会祭における「本部伝馬踟(ほんぶてんまねり)」として伝統芸能を広く市民に披露し、市民の伝統文化への理解を深める活動を継続しているほか、地域内の子どもとともに、地元小学校における地域学習の一環として勉強会や定期的な伝統芸能の稽古を開催するなど伝統芸能を後世に承継させる取り組みに注力している。
地域伝統文化の保存と次世代への継承という点において一躍を担っているとともに、今後の活動の広がりが期待されることから受賞が決定した。
過去の受賞者
令和6(2024)年度静岡市芸術文化奨励賞受賞者(五十音順)
見城正訓様<部門>書道

幼少期より書に親しみ、市内大学、市内生涯学習センター、民間で開催される講座等で講師を務め、若手書道家の育成に努めている。
加えて、静岡市民文化祭や芸術祭においても中心的な役割を果たしているほか、書道に関する書籍を発行し、初心者から指導者まで手本として役立てる工夫を凝らすなど、市民に書道を広める活動にも情熱を注いでいる。
書道愛好家の高齢化が進む中で、書道というジャンルにおいて実績を挙げながら次世代を担う立場で後進育成にも尽力し、本市における文化の振興と、今後、益々の活躍が期待されることから受賞が決定した。
松浦峰里様<部門>美術(工芸)

コンテンポラリージュエリーという新しい文化の先駆者として、国内外の展示会にて多数受賞し、世界を舞台にした活動及び実績を積み上げ、その普及と発展に貢献している。
加えて、静岡県工芸家協会理事として、協会運営の中心的な役割を果たしているほか、市内大学等での非常勤講師、自身の工房での市民向けワークショップの開催など地域に根差した活動も意欲的に行っている。後進の育成としてグローバルな活動を広く市民に発信するなど活動の幅を広げており、本市における多彩な文化の振興に寄与し、今後、益々の活躍が期待されることから、受賞が決定した。
柚木康裕様<部門>事業プロデュース

アーティストがメインとなる文化事業において、プロデューサーという立場で文化活動の下支えを続け、アーティストと市民が直接触れ合う場を企画するなど、市民にとって文化芸術が身近なものとなるよう、創意工夫を凝らした企画を実施している。
具体的には、アーティストトークやワークショップなど多彩な文化イベントの企画し、文化芸術における交流の場を創出するなど、文化活動を日常の中に浸透させる取り組みを長年にわたり継続してきている。
こうした文化芸術を囲む観客文化の形成だけでなく、文化が他分野と連携した活動に広げるなど、今後、益々の活躍が期待されることから、受賞が決定した。
令和5(2023)年度静岡市芸術文化奨励賞受賞者
佐野由利子様<部門>川柳

静岡市川柳協会の会長、静岡たかね川柳会の副代表、静岡県川柳協会の常任理事として会員をまとめあげ、その発展に尽力するとともに、広く市民に川柳の持つことばの魅力を伝え、川柳の普及と振興に努めている。
また、ご自身でも川柳大会等に積極的に応募し、常に研鑽を積まれる傍ら「静岡県シニアクラブ通信」や、「ニチコミ大賞川柳腕自慢!!」、「丸子川詩まつり」の選者を務めるなど、市民の創作意欲の向上や裾野を広げる活動にも意欲的に取り組んでいる。
これまでの実績及び、川柳というジャンルを通して静岡市における文化振興に寄与されており、今後の活躍が益々期待されることから受賞が決定した。
令和4年度静岡市芸術文化奨励賞受賞者
石渡裕子様<部門>邦楽

幼少のころから筝曲生田流を学び、宮城喜代子氏、宮城数江氏に師事。国民文化祭や伊勢神宮参集殿舞台演奏、静岡市民文化祭三曲演奏会、宮城会筝曲演奏会など多岐に渡る演奏会に数多く参加し、筝曲の高みを目指して研鑽を積んでいる。また、所属する静岡市三曲協会では2020年から会長を、筝曲宮城会では2018年から評議員を務め、会を率いる要としても活躍している。
加えて、静岡市教育委員会が行う静岡市スペシャリスト派遣講師にも任命され、市内のあらゆる場で伝統文化である箏の魅力を伝えている。特に子どもや若年層に向けた活動に力を注ぎ、市内小学校への出前講座を行うなど後進育成の面でも本市の文化振興に寄与しており、今後もますますの発展が見込まれるとして受賞が決定した。
シズオカオーケストラ

2014年に設立されてから、「まちを音楽のように味わえる人が増えること」を目標として、人とまち、人と人との間にあたたかな関係性や新しい視点を生み出す場の創造を目的に活動し、市内のあらゆる場所で多様なアートプロジェクトを開催している。
静岡市の地域資源や地域文化をテーマに集い、気軽に話し合うプラットフォーム「greendrinksshizuoka」や閉校した街中の小学校を舞台にしたメモリアルイベント「うまれかわりの文化祭」、秘密にしておきたいほど大切な静岡のスポットを参加者が交換できる「しずおかのひみつの交換所」など、当該団体ならではの多彩な視点で、地域に根差した企画・運営を行っている。
本市に在住する方も訪れる方にも親しまれる文化事業を意欲的に開催しており、今後より一層の活躍が期待できるとして受賞が決定した。