微小粒子状物質(PM2.5)について
- 最終更新日:
- 2019年4月1日
微小粒子状物質(PM2.5)の測定結果
静岡市では現在、市内9箇所の測定局でPM2.5の常時監視を実施しています。
1 測定結果について
現在の測定値(速報値)→静岡市大気汚染常時監視システム
※1時間毎の測定値がリアルタイムに確認できますが、速報値のため後日修正される場合があります。
※環境基準の適否は1日平均値で評価するため、1時間値は参考値となります。
2 静岡市の大気汚染常時監視体制
大気汚染の常時監視について
【PM2.5とは】
大気中に浮遊している粒径2.5µm(1µm=1/1000mm)以下の粒子。自動車の排気ガス等、発生源から直接排出される一次粒子と、大気中の光化学反応等によるガス成分(揮発性有機化合物、窒素酸化物、硫黄酸化物等)から生成される二次粒子が主な原因であると考えられています。粒子が細かいため肺の奥深くまで入りやすく、健康への影響が懸念されています。
【PM2.5の環境基準】
1年平均値が15µg/m3以下であり、かつ1日平均値が35µg/m3以下であること。
※環境基準とは、人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準であり、基準を超過した場合でも直ちに健康に影響がでるものではありません。
静岡県による注意喚起情報の発信(濃度予測)
静岡市では、注意喚起情報が発表された場合に、同報無線、防災メール、ホームページを活用し、市民の皆さまにお知らせします。
なお、本市からの周知は、静岡県からの発表を受けてからの対応となるため、情報提供までに一定の時間差が生じますのでご了承ください。
注意喚起発表基準
環境省では、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準として、注意喚起のための暫定的な指針となる値を「1日平均値70µg/m3超」と定めています。
発表基準
予測の方法 |
(1)県内各測定局(40ヶ所)の午前5時、6時、7時におけるPM2.5の1時間値の平均値を算出する。 |
判定基準 |
(1)平均値が85µg/m3超が2ヶ所以上ある場合 (日平均値が70µg/m3を超えることが予測されるため) |
対象地域 |
県内全域を対象 |
注意喚起方法 |
・静岡県→(1)毎朝午前8時までに「静岡県大気汚染常時監視システム」へ注意喚起情報 の有無を掲載 ・静岡市→静岡県が注意喚起情報を発表した場合、同報無線や防災メール、ホームページ等で周知 |
解除基準 |
1時間値が2時間連続で50µg/m3以下になった場合 |
※静岡市では、平成23年度から測定を開始しておりますが、日平均値が70µg/m3を超えたことはありません。
注意喚起情報が発表されたら
注意喚起情報が発表された場合には、下記のことに気を付けてください。

◆ぜん息、アレルギー等をお持ちの方は、より慎重な行動を心がけてください。
◆不要不急の外出は避けましょう。
◆屋外での長時間の激しい運動はできる限り控えましょう。
◆屋内での換気や窓の開閉を必要最小限とするなどの工夫をお願いします。
◆防じんマスク、ウイルス対策用マスクの着用も効果的です。
静岡市防災メールの登録方法

PM2.5の注意喚起情報が発表された場合には、「その他の情報」の「光化学オキシダント注意報及び警報」の配信を希望された方に電子メールを配信しますので、多くの皆様の登録をお願いします。
→静岡市防災メール登録方法
PM2.5の成分分析
成分分析の結果については、下記の調査結果をご覧ください。
→静岡市の環境
→関東地方大気環境対策推進連絡会浮遊粒子状物質合同調査会議
本ページに関連する情報
本ページに関するアンケート
本ページに関するお問い合わせ先
- 環境局 環境保全課 大気係
-
所在地:静岡庁舎新館13階
電話:054-221-1358
ファクス:054-221-1186