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更新日:2024年5月1日
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微小粒子状物質(PM2.5)について
注意喚起情報の発表状況はこちら→「静岡県大気汚染常時監視システム」(外部サイト)
微小粒子状物質(PM2.5)の測定結果
静岡市では現在、市内9箇所の測定局でPM2.5の常時監視を実施しています。
- 測定結果について
現在の測定値(速報値)→静岡市大気汚染常時監視システム(外部サイトへリンク)
※1時間毎の測定値がリアルタイムに確認できますが、速報値のため後日修正される場合があります。
※環境基準の適否は1日平均値で評価するため、1時間値は参考値となります。 - 静岡市の大気汚染常時監視体制
【PM2.5とは】
大気中に浮遊している粒径2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=1/1000ミリメートル)以下の粒子。自動車の排気ガス等、発生源から直接排出される一次粒子と、大気中の光化学反応等によるガス成分(揮発性有機化合物、窒素酸化物、硫黄酸化物等)から生成される二次粒子が主な原因であると考えられています。粒子が細かいため肺の奥深くまで入りやすく、健康への影響が懸念されています。
【PM2.5の環境基準】
1年平均値が大気1立方メートル当たり15マイクログラム以下であり、かつ1日平均値が大気1立方メートル当たり35マイクログラム以下であること。
環境基準とは、人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準であり、基準を超過した場合でも直ちに健康に影響がでるものではありません。
静岡県による注意喚起情報の発信(濃度予測)
静岡県では、環境省の定めた暫定的な指針に基づき、平成25年3月21日から、PM2.5の大気中濃度が日平均値大気1立方メートル当たり70マイクログラムを超えることが予測される場合に、注意喚起情報を発表することになりました。また、暫定的指針の判断方法が改善されたことにより、平成26年2月3日から、今まで午前中のみに行っていた濃度予測を、午後にも行うことになりました。
静岡市では、注意喚起情報が発表された場合に、同報無線、防災メール等を活用し、市民の皆さまにお知らせします。
なお、本市からの周知は、静岡県からの発表を受けてからの対応となるため、情報提供までに一定の時間差が生じますのでご了承ください。
注意喚起発表基準
環境省では、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準として、注意喚起のための暫定的な指針となる値を「1日平均値大気1立方メートル当たり70マイクログラム」と定めています。
発表基準
- 予測の方法
- (1)県内各測定局(40ヶ所)の午前5時、6時、7時におけるPM2.5の1時間値の平均値を算出する。
- (2)県内各測定局(40ヶ所)の午前5時から正午までのPM2.5の1時間値の平均値の最大値を算出する。
- 判定基準
- (1)平均値が大気1立方メートル当たり85マイクログラム超が2ヶ所以上ある場合
- (2)平均値の最大値が大気1立方メートル当たり80マイクログラムを超えた場合
(日平均値が大気1立方メートル当たり70マイクログラムを超えることが予測されるため)
- 対象地域
県内全域を対象 - 注意喚起方法
- 静岡県
- (1)毎朝午前8時までに「静岡県大気汚染常時監視システム」(外部サイトへリンク)へ注意喚起情報の有無を掲載
- (2)日平均値が大気1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予想される場合には午後1時頃に注意喚起情報を掲載
- 静岡市
- 静岡県が注意喚起情報を発表した場合、同報無線や防災メール等で周知
- 解除基準
1時間値が2時間連続で大気1立方メートル当たり50マイクログラム以下になった場合
静岡市では、平成23年度から測定を開始しておりますが、日平均値が大気1立方メートル当たり70マイクログラムを超えたことはありません。
注意喚起情報が発表されたら
注意喚起情報が発表された場合には、下記のことに気を付けてください。
- ぜん息、アレルギー等をお持ちの方は、より慎重な行動を心がけてください。
- 不要不急の外出は避けましょう。
- 屋外での長時間の激しい運動はできる限り控えましょう。
- 屋内での換気や窓の開閉を必要最小限とするなどの工夫をお願いします。
- 防じんマスク、ウイルス対策用マスクの着用も効果的です。
静岡市防災メールの登録方法
静岡市では、防災情報伝達の手段として、「静岡市防災メール」の配信サービスを実施しています。このサービスは、登録していただいた方の携帯電話やパソコンへ、地震や気象警報等の防災情報を電子メールで配信するものです。
PM2.5の注意喚起情報が発表された場合には、「その他の情報」の「光化学オキシダント注意報及び警報」の配信を希望された方に電子メールを配信しますので、多くの皆様の登録をお願いします。
→静岡市防災メール登録方法(PDF:186KB)
PM2.5の成分分析
PM2.5の健康影響調査や科学的知見の集積により環境省等が効果的な対策の検討を行うため、質量濃度の測定に加え、成分分析(イオンや無機元素等)を行っています。
成分分析の結果については、下記の調査結果をご覧ください。
→静岡市の環境
→関東地方大気環境対策推進連絡会浮遊粒子状物質合同調査会議(外部サイトへリンク)