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更新日:2024年2月15日

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南アルプスライチョウサポーター制度

ライチョウの写真1 ライチョウの写真2

国の特別天然記念物「ライチョウ」は、氷河期の遺存種とされており、南アルプス(静岡市域)がライチョウ生息地の世界の南限とされています。静岡市を含む南アルプスユネスコエコパーク構成10市町村(※)では、このライチョウをユネスコエコパークのシンボルとしており、10市町村全体で、ライチョウの生息状況を登山者等と継続的に調査する仕組みを構築していくために、南アルプスライチョウサポーター制度を平成28年6月に創設しました。南アルプスユネスコエコパーク構成10市町村が開催する「南アルプスライチョウサポーター養成講座」の修了者を「南アルプスライチョウサポーター」に認定し、サポーターからの情報を集約していきます。(※)南アルプス自然環境保全活用連携協議会(旧名称:南アルプス世界自然遺産登録推進協議会)

講座情報

南アルプスライチョウサポーター養成講座の開催は、平成30年度をもって終了しました。3ヵ年で合計954名のみなさまをサポーターに認定しています。
今後も、南アルプスユネスコエコパーク構成10市町村は、サポーターからのライチョウ発見情報を集約し、ライチョウ保護の取組みを進めていきます。

【平成30年度の養成講座開催状況】

  • 平成30年05月26日 静岡会場を開催しました。(修了者80名)
  • 平成30年05月27日 首都圏会場を開催しました。(修了者73名)
  • 平成30年12月03日 長野会場を開催しました。(修了者124名)
  • 平成31年02月24日 山梨会場を開催しました。(修了者88名)

平成30年度 合計365名のサポーターを認定しました。

【平成29年度の養成講座開催状況】

  • 平成29年05月20日 静岡会場を開催しました。(修了者56名)
  • 平成29年05月21日 首都圏会場を開催しました。(修了者40名)
  • 平成29年12月03日 長野会場を開催しました。(修了者79名)
  • 平成29年12月09日 山梨会場を開催しました。(修了者61名)

平成29年度 合計236名のサポーターを認定しました。

【平成28年度の養成講座開催状況】

  • 平成28年06月12日 山梨会場を開催しました。(修了者61名)
  • 平成28年06月25日 静岡会場を開催しました。(修了者72名)
  • 平成28年06月26日 首都圏会場を開催しました。(修了者44名)
  • 平成28年12月03日 静岡会場(追加開催)を開催しました。(修了者63名)
  • 平成29年03月04日 長野会場を開催しました。(修了者113名)

平成28年度 合計353名のサポーターを認定しました。

南アルプスライチョウ目撃調査について

【調査名称】
南アルプスライチョウ目撃調査

【調査概要】
国の特別天然記念物「ライチョウ」は、氷河期の遺存種とされており、南アルプス(静岡市域)がライチョウ生息地の世界の南限とされています。南アルプスユネスコエコパーク構成10市町村では、このライチョウをユネスコエコパークのシンボルとしており、みなさんからの目撃情報を集めて保全の取組に活用していきます。 ライチョウは高山帯に生息しています。このため、広範囲を一斉に調査をすることが難しく、ライチョウ全体の生息状況を把握するためには長期間にわたる継続した調査が必要です。生息状況を適切に把握することで、科学的なデータ等に基づいた効果的なライチョウの保全を進めいくことができます。みなさまからいただいた目撃情報は、ライチョウの分布状況の変化などを把握するためにとても役立ちます。

【活動地域】
南アルプス全域

【参加方法】
この調査は、「南アルプスライチョウサポーター養成講座」の修了者を対象としています。

【調査にあたっての注意点とマナー】
ライチョウが生息するのは標高2000mを超える高山帯です。生息地までは長時間の登山が必要な場合があります。入山する際にはしっかりとした計画を立て、十分な装備を整えて下さい。

<調査時のマナー>

  1. .ライチョウにむやみに近づかない。
  2. 登山道から外れて、高山植生などを踏み荒さない。
  3. 危険な場所には近づかない。

【報告内容】
南アルプスでライチョウやその痕跡(羽・糞)を発見した際に、情報を提供ください。発見日時、天気、発見場所、個体数(痕跡の数)の情報と、撮影ができた場合は写真を添付してください。撮影は、ライチョウの場合には、遠くから鳥の写真を撮影します。また、ライチョウの羽・糞の場合には、これらの横に硬貨又は筆記用具を添えた状態で写真を撮影します。

【その他】
この調査は、具体的な日にちや場所を指定して調査をお願いするものではございません。サポーターの皆さまが、ご自身の活動や旅行の中で南アルプス山岳域を訪れた際、ライチョウを見かけた場合にその情報をお寄せいただくものです。

発見情報の提供について(サポーターの方へ)

【郵送・メールによる情報提供】
調査シート(PDF:290KB)に調査情報を記入し、静岡市環境共生課まで送付ください。

  • (1)メールの場合は、調査シート(PDF:290KB)をスキャナーで読み取るか写真で撮影するかして電子データにしていただき、撮影した写真データと合わせて送信ください。
  • (2)郵送の場合は、調査シート(PDF:290KB)と、印刷した写真を同封し郵送ください。

※令和2年4月から、情報提供の方法を上記方法のみに変更しています。

発見情報の公開

これまでに南アルプスライチョウサポーターから寄せられたライチョウ発見情報について取りまとめました。
(作成:南アルプス自然環境保全活用連携協議会 ライチョウ保護ワーキンググループ)
※配布・転載等はご遠慮ください。

南アルプスライチョウサポーター制度報告(令和2年4月作成)(PDF:659KB)

パンフレット・関連リンク

【パンフレット等】

【関連リンク】

お問い合わせ

環境局環境共生課エコパーク推進係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館13階

電話番号:054-221-1357

ファックス番号:054-221-1492

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