静岡市環境保健研究所 夏休み親子実験教室

2025年8月5日に、夏休み親子実験教室を開催しました。
11組24人の方にご参加いただき、科学のおもしろさを身近なものを用いて体験していただきました。

【実験1】食品添加物を使ってメロンジュース作り

食品添加物であるクエン酸ナトリウム、色素、香料や、ガムシロップを用いて、メロンジュース作りをしました。
試飲をしながら甘みや酸味、香り、色を調節して、自分好みのメロンジュースを作りました。

メロンジュースのレシピ

• 水：280ミリリットル
• ガムシロップ：5個
• クエン酸Na：マドラースプーンで1～2杯
• メロンフレーバー（市販のもの）
• 着色料：食用タール色素 青色1号・黄色4号

メロンジュース作りの様子

参加者の感想

• 家にある材料だけでメロンジュースが作れたのでびっくりしました。
• 普段飲んでいるジュースにあんなに砂糖が入っているのは知らなかったので、知れてよかったです。

【実験2】ペーパークロマトグラフィーを用いて色を分ける実験

身近なものでできるペーパークロマトグラフィーを用いて、メロンジュースの色素を分ける実験を行いました。
ペーパークロマトグラフィーとは、紙と液体を使い、紙の毛細管現象を利用して、物質を分離する方法です。
今回の実験では、紙はコーヒーフィルター、液体は、水、お酢、重曹水を使いました。
メロンジュースの緑色の色素が青色と黄色に分かれる様子や、液体の種類による吸収の速度や色の分かれ方の違いを観察しました。
また、水性ペンの色を分ける実験も行いました。

色を分ける実験の様子

★詳しい実験方法（PDF：450KB）

参加者の感想

• 液によって色の分かれ方が違うのがおもしろかった。
• 自宅で実験をすることが、なかなか難しいと思っていましたが、今日の実験をとおして家でもできることが分かりました。家でもやってみたいと思いました。