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更新日:2024年2月15日
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竹細工師 篠宮康博
静岡市伝統工芸技術秀士
竹細工師 篠宮 康博(しのみや やすひろ)
駿河竹千筋細工
篠宮 康博 氏
食籠
昭和32年、卒業と同時に父:篠宮正一氏を師として竹細工の道に入る。
竹細工の可能性を広げるため、市内で竹千筋細工の仕事を行なっていた佐藤長市氏に指導を仰ぎ、昭和41年、現在地に篠宮竹細工所を設立し、父から受け継いだ竹編み技術と佐藤氏から指導を受けた竹千筋細工の技能を融合した作品作りで独自の竹の世界を表現している。
氏が得意とする技術は、各種竹編み技術と繊細な丸ひごを組み合わせたもので、大胆な構成が見る人の多くを感嘆させている。特に大型花器や特殊な竹製品作りに関しては、業界随一である。展示会受賞歴も数多く本市主催の伝統産業工芸展や国の伝統的工芸品関係の展示会でも幾度となく入賞を果たし、それらの功績で平成14年度には静岡県優秀技能者として表彰されている。
静岡竹工芸協同組合には設立当時から加入し、理事長として活躍した時期もある。
- 住所/静岡市駿河区八幡(篠宮竹細工所)
- 静岡市伝統工芸技術秀士顕彰年度/平成16年度