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更新日:2025年4月1日

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静岡市のSDGs推進

静岡市では、第4次静岡市総合計画(令和5(2023)年度~令和12(2030)年度)の中で、SDGsの推進を明確に位置付けました。
SDGsの理念を本市の政策・施策に取り込むことで、SDGsの推進に大きく寄与し国際社会への責任を果たすとともに、公益性と事業性の両立を図りながら「安心感のある温かい社会」を実現していきます。

庁内のSDGs重点事業

SDGs重点事業一覧表(PDF:483KB)を掲載しています。

SDGs重点事業(抜粋)

有機農業推進事業(経済局農業政策課)

SDGsの観点からみた有効性

2

【2.4】
生産性の向上や生産量の増大などにつながるレジリエントな農業を実践する。

化石燃料、化学農薬・肥料の不適切な使用等により、気候変動や生物多様性への影響が懸念されている中で、環境負荷低減と収益性向上が両立した有機農業を推進し、持続可能な農業を実現する。

事業概要

農業1農業2

環境負荷低減と農業生産性向上が両立した持続可能な農と食の地域循環システムの構築のため、調達、生産、加工流通、販売消費等の各分野が参加した「グリーン農業フォーラム」および「有機茶検討会」において、有機栽培モデルの構築や地域内資源の活用、海外輸出や学校給食などの高価格・安定的販売環境の整備に向けた取組などを行う。

実施状況(実績)

調達、生産、加工・流通、消費の各分野が集う「静岡市グリーン農業フォーラム」を立ち上げ、分野を越えた連携を図るとともに、有機農業の取組方針や活動内容を定めた「静岡市有機農業実施計画」を策定し、本計画の策定の周知と、内外に姿勢を発信する「オーガニックビレッジ宣言」を実施した。また、有機栽培のモデル圃場でのデータ収集や栽培技術の実証、学校給食への有機農産物の試験的な導入など、試行的な取組を開始した。

公用車の次世代自動車化推進事業(財政局管財課)

SDGsの観点からみた有効性

7

【7.3】
世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

エコカーの普及を推進し、脱炭素社会の実現と住み続けられるまちづくりに寄与する。

事業概要

公用車

市役所の温室効果ガス削減に向けた取組の一環として、公用車の次世代自動車への転換を推進し、「第3次静岡市地球温暖化対策実行計画」に掲げる“2030年度温室効果ガス削減目標51%削減(対2013年度比)”の実現に寄与する。

1.次世代自動車の導入

更新車両について、代替可能な次世代自動車がない場合等を除き、すべて次世代自動車を選定する。

2.充電設備の整備

EV・PHVの導入に応じて、充電設備(普通充電器)を整備する。

実施状況(実績)

分類別次世代自動車保有台数(令和7年1月1日現在)

FCV

EV

PHV

HV

クリーンディーゼル

合計

2台

10台

0台

46台

53台

111台

近年の次世代自動車導入実績(令和7年1月1日現在)

令和4年度:5台

令和5年度:23台

令和6年度:11台

HV:4台

クリーンディーゼル:1台

EV:2台

HV:18台

クリーンディーゼル:3台

EV:6台

HV:5台

(注釈)

  1. 消防局、上下水道局、清水病院管理車両を除く。
  2. リース車両・納車待ち車両含む。
  3. FCV:燃料電池自動車、EV:電気自動車、PHV:プラグインハイブリッド自動車、HV:ハイブリッド自動車

スタートアップ協業等促進事業(経済局産業政策課)

SDGsの観点からみた有効性

8

【8.3】
開発重視型の政策を推進し、金融サービスの利用などを通じて中小零細企業の設立や成長を促す。

革新的なアイデア・技術を有するスタートアップを呼び込み、新たな価値・競争力を創出することで、地域課題解決や地域経済の活性化につなげる。

事業概要

スタートアップ1スタートアップ2

  • スタートアップとの共働による社会課題解決の仕組みづくり、ローカルゼブラの創出等による新たな価値創造
  • 市内企業のイノベーション創出に向けた、ビジネスモデル変革・新規事業開発の支援
  • 若者に対するアントレプレナーシップ教育等による次世代の起業人材の育成
  • スタートアップコミュニティの形成・支援体制の整備

実施状況(実績)

「知・地域共創コンテスト」
行政課題発信型UNITE 選定5件
スタートアップ提案型BRIDGE 入賞5社

オープンイノベーションプログラム

支援件数 9件
次世代人材育成事業
市内中高生向けのスタートアップ起業家によるキャリア教育出前講座 19回
学生向け起業体験プログラム 6回

ガストロノミーツーリズム推進事業(観光政策課)

8

【8.9】

地域の食文化や産品を広め、持続可能な観光政策をつくり、実施していく。

南アルプスから駿河湾までの標高差5,500mの自然の中で育まれた豊かな食材を活用し、その土地ならではの食の背景にある歴史や文化に触れながら食を楽しむことができる場所やコンテンツを開発し地域の活性化につなげる。

 

11

【11.a】

食を通じて都市部から農村部への回遊をサポートする。

オクシズの豊かな自然や食材の利活用、地域経済の活性化を目指し、持続可能な観光を推進する。

事業概要

本市の豊富な食材と「サステナブル」という視点を掛け合わせ、地域の食を取り巻く歴史や文化、環境を守りながら、食の豊かさを未来に繋げていく、「地域社会と資源の持続・再生可能性」を重視した静岡市型の食文化観光を推進する。

(1)持続的な推進体制の構築

  • 生産者・料理人、観光事業者とともに静岡市型の食文化観光を推進する体制を構築する。
  • 環境への配慮、食の安全、多様な食習慣への対応などセミナー開催を通じ、生産者や飲食店関係者の意識の醸成と共感を得ながら取組を推進する。
  • 食の魅力を発信

(2)食のブランドイメージの創出

  • 静岡市の豊かな食材を使用し、持続可能性の高い魅力的な料理を提供する飲食店を選出する。
  • 地産地消や有機食材の使用などSDGsの達成に向けて取組む市内飲食店を拡大する。

(3)食文化体験コンテンツの造成

  • 食の歴史や文化に触れ、地域の生産者や料理人と交流、自然や環境と共生、持続可能な暮らしを体感できる食体験コンテンツを造成する。

(4)プロモーションと地産地消のサイクル

  • 静岡市の食の魅力を広く発信するとともに、実際に産地を訪れ、食を楽しむプログラムへと繋げ誘客を促進する。

(令和7年度新規事業)

ブルートランスフォーメーション推進事業(駿河湾・海洋DX先端拠点化計画)(BX推進課)

9

【9.1】

質の高い、信頼でき、持続可能かつレジリエントなインフラを開発する。

海洋DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、海洋産業の技術革新を促進し、新たな産業の創出に貢献します。

14

【14.2】

海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、持続的な管理と保護を行い、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。

海洋関連の新規事業の技術研究を進めることで、海洋資源の持続可能な利用と海洋環境の保全の両立を推進します。

事業概要

地域における海洋DXの研究教育強化と、それを活かした産学共同研究開発の実施により、海洋DX人材の輩出や海洋DXの持続的な進化を支える研究拠点の形成、海洋DXの産業実装や新産業創出を一体的に進め、若者雇用と産業活性化の循環を創出する。これらを推進するため、下記4つの事業に取り組む。

(1)実施計画推進事業

事業の全体推進管理、広報活動等

(2)大学改革事業

静岡理工科大学と静岡大学が共同で設置予定の「マリンインフォマティクス研究機構」に東海大学も参画し、3大学の連携を深め、大学の研究力・教育力の強化と魅力の向上につなげる

(3)マリンインフォマティクス事業

海洋学”と“情報学”を掛け合わせた新たな学術分野である「マリンインフォマティクス」研究を推進する。

(4)海洋DX研究開発、事業化推進事業

産学官のコンソーシアムが主体となり、「ブルーカーボン」や「スマート水産」といった早期の事業化・社会実装が見込めるテーマについて、持続可能な事業モデルを構築する。

実施状況(実績(令和6年度))

事業(1)

  • 計画推進のための産学官推進体制の構築

事業(2)

  • 静岡理工科大学に推進室を設置し、事務局体制を強化。
  • トップ人材2名が静岡理工科大学に着任
  • 静大、理工科大、東海大及びMaOI機構、市・県を構成員研究・教育会議を立ち上げ、3つのTF(タスクフォース)を設置。

事業(3)

  • 海洋データの可視化や観測・通信技術の開発など20の研究テーマを採択。

事業(4)

  • 市・県、MaOI機構、静岡理工科大学、静岡大学、東海大、鈴与、NTTほかが参画するコンソーシアムを設置。
  • MaOI機構にPM(プロジェクトマネージャー)が着任

静岡市プラモデル化計画推進事業(経済局産業振興課)

SDGsの観点からみた有効性

17

【17.17】
効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励し、推進する。

主に市内で活動する企業や団体の協力を仰ぎながら、本市を代表する産業「プラモデル」を活用したまちづくりを一体となって推進することにより、地方創生を図る。

事業概要

ぷらも1ぷらも2ぷらも3

本市の地場産業であるプラモデルを活用して、ものづくりの魅力を伝えていくとともに、まちの賑わいや地域に対する愛着を育むため、3つの柱「環境づくり」、「人財づくり」、「コンテンツづくり」を官民連携でまちづくり施策として展開することにより将来渡って活力ある都市を形成する。

1.環境づくり

  • 民間企業等におけるプラモデルデザインを活用した工作物(プラモニュメント)の設置
  • プラモデルの魅力を伝えるキャンペーンの実施

2.人財づくり

  • ものづくりキャリア教育の実施
  • 静岡型学校教育プログラムの実施
  • ものづくりプラモデル大学の開講

3.コンテンツづくり

  • 全国プラモデル選手権大会の開催
  • 企業や団体とのコラボレーションによるプラモデルを活用した施策の実施

実施状況(実績)

民間企業等におけるプラモデルデザインを活用した工作物(プラモニュメント)の設置

R2年度

R3年度

R4年度

R5年度

R6年度

合計

4基

1基

2基

5基

3基

15基

ものづくりキャリア教育の実施

R3年度

R4年度

R5年度

R6年度

10校

653人

19校

1,322人

17校

978人

16校

1,046人

企業や団体とのコラボレーションによるプラモデルを活用した施策の実施

R3年度

R4年度

R5年度

R6年度

2件

6件

7件

9件

廃棄されるプラモデルランナーを回収し、ランナーアート制作に使用しています。

SDGs推進・連携加速化事業(総合政策局企画課)

SDGsの観点からみた有効性

17

【17.17】
効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励し、推進する。

主に企業・団体等のパートナーシップによるSDGsの取組を推進し、地域課題や社会課題の解決につなげることで、SDGsの達成に寄与する。

事業概要

表彰式ユースアクションフォーラム

「SDGs未来都市」「SDGsハブ都市」である本市は、SDGsの達成に向けた取組において先導的な役割を担っている。SDGsの達成には行政だけでなく、市民一人一人の「行動」や、企業・団体等との「連携」による取組が重要であることから、取組促進・連携強化を図る。

1.SDGs連携チャレンジアワード(R6年度までSDGs連携アワード)

令和6年度までは、事業所・団体による連携したSDGsの取組のうち、他が真似しやすい取組を表彰していた。令和7年度からは新たな分野への挑戦的な連携事例に焦点を当て、表彰する。

2.SDGs宣言事業

市内事業所・団体からSDGs宣言を募集し、自発的にSDGsに取り組む事業所・団体を増やすことを目的とした事業。

3.SDGsユースアクションフォーラム

積極的にSDGsに取り組む中・高・大学生に自身の取組を発表してもらい、同年代の行動促進、企業との連携創出を図る。令和7年度からは、大学生が地域課題を見つけ、市内で活躍する社会人等と関わりながらその解決策を考え、提案する「SDGsアクション・ラボ」を新たに実施する。

お問い合わせ

総合政策局企画課移住・SDGs推進係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館9階

電話番号:054-221-1240(移住・定住の促進に関すること) 054-221-1022

ファックス番号:054-221-1295

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