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更新日:2024年2月15日

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No.14 副使南泰耆(竹裏)七言絶句

  • 使行年 西暦1747年~1748年
  • 制作者 南泰耆
  • 形態 紙本墨書
  • 制作年代 延享5年・西暦1748年
  • 寸法 縦39.5cm×横60.0cm

副使南泰耆(竹裏)七言絶句

清見寺に性海禅師の韻に次す

禅寺にさしこむ朝日は使節が掲げる旗に鮮やかに映え、それは万里を越えてきた旅路の景色をまざまざと思い起こさせるものがある。漢詩の応酬(おうしゅう)ばかりやっていると、国家の使命がおろそかになろうが、たまたま立派な住職にお会いできて、この詩を賦した次第である。


The morning light pouring in from the Zen temple shines brilliantly upon the flag hoisted by the envoys, vividly evoking scenes from our long travels. By only exchanging Chinese poems, our country’s mission is neglected. But meeting the great chief priest by chance, I am inspired to write poems.


청견사에서 성해선사의 운을 따라

절간의 아침 해에 정기가 머무르니
만리 바람에 밀물이 눈 아래 생겨난다.
왕국의 일 제쳐놓고 시를 주고받는데
우연히 고승을 만나 짧은 시를 이루었네.

무진 유하 하한 조선 부사 죽리 초 [인] 죽리, 낙수

*南泰耆(1699-1763年)・・字は洛叟、号は竹裏、本貫は宜寧。英祖8年の文科に合格し、英祖戊辰年(1748年)に副使として日本へ派遣され、官職は礼曹判書となって65才で亡くなった。
*旌旗・・王命を受ける使者が隊列を組むとき、信標として前に掲げる旗。

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観光交流文化局文化財課文化財保護係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館16階

電話番号:054-221-1066

ファックス番号:054-221-1451

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