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更新日:2025年2月17日
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静岡市の豚熱(CSF)への対応
平成30(2018)年9月9日に、岐阜県の養豚場で、国内では平成4(1992)年以来26年ぶりに豚熱(CSF)が発生し、その後本州各地で発生が確認され、令和5(2023)年8月には九州(佐賀県)、令和6(2024)年11月には四国(愛媛県)で初確認されました。
また、野生イノシシの豚熱陽性事例についても、中部地方を中心に九州地方から東北地方にかけて確認されています。
静岡県内では、令和元(2019)年10月17日に藤枝市岡部町で発見された死亡野生イノシシで、県内初となる野生イノシシの豚熱陽性事例が確認されたため、同年11月3日より、県内全ての飼養されている豚・イノシシを対象に、ワクチン接種が始まりました。現在に至るまで県内養豚場でのCSFの発生は確認されていません。
静岡市は県と協力して、野生死亡イノシシの豚熱検査の強化、野生イノシシへの経口ワクチンの散布に取り組んでいます。
- 農林水産省は「CSF(豚コレラ)」と「ASF(アフリカ豚コレラ)」の正式名称を、令和2年2月5日より、「豚熱」「アフリカ豚熱」に変更しました。
- CSFとは「Classical Swine Fever」の略で、古くからある、古典的な豚の熱病という意味です。
ASFは「African Swine Fever(アフリカの豚の熱病)」の頭文字で、CSFとは全く別の病気です。
CSFは人に感染しません
CSFは、豚・イノシシの病気であり、人に感染することはありません。CSFの人への感染は国際機関(OIE:国際獣疫事務局)の情報においても世界的に報告されていません。
CSFにかかった豚のお肉が市場に出回ることはありません
豚は、と畜場法に基づき、全頭、都道府県等のと畜検査員が異常や疾病がないか検査しています。豚肉は、この検査に合格したものだけが市場に流通することとなっています。
生の豚肉やイノシシ肉を含む生ごみ等は、野生イノシシと接触しないように管理し、適正に廃棄してください。
死亡した野生イノシシを見つけたときは
死亡した野生イノシシを見つけた場合は、静岡市役所収集業務課、または静岡県中部農林事務所地域振興課にご連絡ください。
連絡先
- 静岡市役所収集業務課
電話番号054-221-1365 - 静岡県中部農林事務所地域振興課
電話番号054-286-9280
農場へ出入りする皆様へ
人・物・車両等によりウイルスが農場内に持ち込まれることで豚熱の感染が拡大します。
農場に出入りする際は、車両や靴、手指等の消毒の徹底や、衛生管理区域専用の衣服及び靴の着用で、CSFの感染拡大防止に努めてください。