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更新日:2025年3月10日
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11月1日は静岡市「お茶の日」
静岡市では、「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」に基づき、葵区栃沢出身の「静岡茶の祖」と言われる聖一国師(しょういちこくし)の生誕の日であるとともに、新茶の時期だけでなく一年を通してお茶に親しんで欲しいとの願いを込め、11月1日を静岡市「お茶の日」として定めています。
聖一国師
聖一国師はこんなにすごいひとなんです!
みんなが飲んでいる静岡茶の祖
建仁2年(1202)駿河国安倍郡栃沢(静岡市)に生まれ、仏教の修行に行っていた宋(現在の中国)から持ち帰ったお茶の種を葵区足久保に播いたのが、静岡茶の始まりと言われています。
京都東福寺などを開山
紅葉の名所としても有名な東福寺(京都府)や博多祇園山笠発祥の地・承天寺(福岡県)を開山しました。
中国の進んだ文化を日本に広める
宋より千巻に及ぶ巻物を持ち帰り、当時の中国の進んだ文化(水車、製粉機、そば、うどん、まんじゅう、人形など)を日本に伝えました。
「お茶のまち」静岡市
全国有数の茶産地
静岡市には「静岡本山茶」「清水のお茶」があり、歴史が古く、多くの茶畑やさまざまなお茶がある全国有数の茶どころです。
お茶の集散地
静岡市は全国からお茶が集まるまち、茶商さんが多いまちです。
お茶の条例のあるまち
「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」を制定し、魅力ある「お茶のまち」をめざしています。
令和6年度静岡市お茶の日記念事業
実施目的
静岡のお茶に関する伝統、文化、産業等を守り、静岡市を日本一の茶どころとして育て次代に継承していくため、茶業者等、市民及び市がそれぞれの役割を理解し、相互に連携することで、静岡のお茶に関する産業の振興及び市民の豊かで健康的な生活の向上を図ることを目的に、平成21(2009)年4月に「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」を施行しました。
静岡市では、同条例第9条に基づき、毎年11月1日を静岡市「お茶の日」として定め、静岡市のお茶が持つ魅力を広く発信していくことを目的に、平成22(2010)年度以降、毎年度『静岡市「お茶の日」記念事業』を実施しています。
実施事業の内容
実施事業
静岡市「お茶の日」横断幕・懸垂幕の掲揚ほか22事業
実施主体
静岡市ほか12団体
事業成果
本市主催事業である静岡市「お茶の日」ポスターコンテストをはじめ、各主催団体において静岡市「お茶の日」やお茶の魅力について広く情報を発信することができました。
今後も引き続き、当事業が目的とする『静岡市「お茶の日」及び静岡市のお茶が持つ魅力』の更なる発信に向け、茶業関係者等と、市民及び市が一丸となった取組を継続していきます。