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更新日:2026年4月23日
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下水道管路の全国特別重点調査
静岡市では、国土交通省の要請に基づき、口径2m以上かつ1994年度以前に設置・改築された下水道管の調査を進めています。
調査対象12,156mのうち、腐食しやすい箇所などリスクが大きい箇所である「優先的に調査を実施すべき箇所」491mおよび「優先箇所以外」の11,650mの合計12,141mの調査が完了しました。
潮位の影響で管路内調査が困難な15mについては、水中ドローンの活用を視野に令和8年6月までに調査を実施し、調査対象12,156mすべての調査を完了する予定です。
調査において直ちに大きな道路陥没につながるような異状は確認されませんでした。
静岡市の全国特別重点調査対象
口径2m以上かつ1994年度以前に設置・改築された下水道管12,156m(優先実施箇所491m、優先箇所以外11,665m)
優先実施箇所とは
特別重点調査対象施設のうち、次の1から4のいずれかに該当する優先的に調査を実施する箇所
- 埼玉県八潮市の道路陥没事故現場と類似の構造・地盤条件の箇所
- 管路の腐食しやすい箇所
- 陥没履歴があり交通への影響が大きい箇所
- その他(沈砂池等の堆積土砂が顕著に増加した処理場やポンプ場につながる管路)
本市では、2が該当となります。
調査方法及び判定基準
管路の中を目視やテレビカメラにより調査を行い、本調査用の判定基準により緊急度を判定します。
- 管路調査の結果、腐食、たるみ、破損等が見つかった場合、路面探査車等により道路の空洞調査を実施します。
- 腐食等の異常が見つからなかった場合でも打音調査等で安全性(管体強度確認)を確認しています。
- 詳細な調査方法、緊急度の判定基準については「埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没を踏まえた下水道管路の全国特別重点調査の実施について(提言)」(外部サイトへリンク)を参照ください。
静岡市の全国特別重点調査の調査結果
「優先実施箇所」の調査結果
「優先実施箇所」491mのうち
管路の一部で鉄筋露出等の異常が確認された410mが、緊急度1と判定されました。
緊急度2はありませんでした。
緊急度1および緊急度2と判定された410mで空洞調査を実施しましたが、明らかな空洞反応は確認されませんでした。
異状がなかった81mで強度確認を実施し、すべて基準強度が確保されている事を確認しました。
以上の結果から、陥没につながるような緊急性の高い土砂堆積等の異状も見つからず、直ちに大きな道路陥没につながる異常はなかったと判断しました。
「緊急度1」と判定された410mの部分的な鉄筋露出等の腐食部は、防食修繕、モルタル充填等により令和7年度中に対策を講じました。
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| 全国特別重点調査 優先箇所調査状況写真 | ||
「優先実施箇所以外」の調査結果
「優先実施箇所以外」11,650mのうち
管路の一部で鉄筋露出等の異常が確認された7,844m(要対策延長2,721m)が、緊急度1と判定されました。
管路の一部で部分的な骨材露出、微細なクラックとして1,223m(要対策延長61m)が緊急度2と判定されました。
緊急度1および緊急度2と判定された9,067mで空洞調査を実施しましたが、明らかな空洞反応は確認されませんでした。
以上の結果から、陥没につながるような緊急性の高い土砂堆積等の異状も見つからず、直ちに大きな道路陥没につながる異常はなかったと判断しました。
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| 全国特別重点調査 優先箇所以外調査状況写真 | |||
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| 空洞調査実施状況写真 | |
| 区分 | 数量 | 管路内調査 | 空洞調査(緊急度1・2が対象) | |||||
| 緊急度1 | 緊急度2 | 緊急度1・2以外 | 未調査 | 空洞有り | 空洞無し | |||
| 優先実施箇所 | 調査対象延長 | 491m | 410m | 0m | 81m | 0m | 0m | 410m |
| 要対策延長 | 410m | 410m | 0m | ― | ― | ― | ― | |
| スパン数 | 7 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | |
| 優先実施箇所以外 | 調査対象延長 | 11,665m | 7,844m | 1,223m | 2,583m | 15m | 0m | 9,067m |
| 要対策延長 | 2,782m | 2,721m | 61m | ― | ― | ― | ― | |
| スパン数 | 225 | 116 | 19 | 89 | 1 | 0 | 135 | |
| 計 | 調査対象延長 | 12,156m | 8,254m | 1,223m | 2,664m | 15m | 0m | 9,477m |
| 要対策延長 | 3,192m | 3,131m | 61m | ― | ― | ― | ― | |
| スパン数 | 232 | 120 | 19 | 92 | 1 | 0 | 139 | |
要対策延長とは、対策が必要と見込まれる延長です。詳細については国土交通省の報道資料「【別紙1】全国特別重点調査の結果の概要(令和8年2月末時点)(PDF形式)」(外部サイトへリンク)を参照ください。
「優先実施箇所」及び「優先実施箇所以外」の調査結果位置図については調査実施箇所および調査結果の位置図(PDF:8,768KB)を参照ください。
参考
国土交通省:下水道管路の全国特別重点調査優先実施箇所の調査結果の公表(外部サイトへリンク)
国土交通省:下水道管路の全国特別重点調査の結果を公表します(外部サイトへリンク)
今後の対応
「優先実施箇所」の管路
調査および応急対応実施済みです。
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| 施工前 | 施工中 | 施工後 | |
| 全国特別重点調査 優先箇所補修状況写真 | |||
優先実施箇所以外の管路
潮位の影響で管路内調査が困難な15mについては、水中ドローンの活用を視野に令和8年6月までに調査を実施し、調査対象12,156mすべての調査を完了する予定です。
「緊急度1」と判定された管路のうち、要対策延長2,721mは速やかに補修方法を検討したうえで、防食処理やモルタル充填等により2026年度早期から応急措置を実施予定です。
「緊急度1」のうち、スパン単位で対策(工事)が必要な箇所は設計等を進め、2026年度より順次対策を進めていきます。
「緊急度2」と判定された管路については、国からの指示に基づき5年以内に「緊急度1」と同様の対応で対策を行います。












