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更新日:2024年4月11日
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胃がんリスク検診について【令和5年度から実施】
胃がんリスク検診とは、ABC検査(リスク層別化)と内視鏡検査をセットで実施し、将来の胃がんり患リスクを判定するものです。令和5年度から新たに実施する検診です。
ABC分類検査とは
ピロリ菌に感染しているかどうかの抗体検査と、胃の粘膜の萎縮度をみるペプシノゲン検査により、胃がんになるリスクをABCD(低~高)で判定するものです。
- ヘリコバクターピロリ菌抗体検査・・・胃がピロリ菌に感染しているかどうかを調べる検査です。(ピロリ菌は胃がんの発生と深く関係があるといわれています。)
- ペプシノゲン検査・・・血液中のペプシノゲンの量を測定し、胃の粘膜の萎縮の状態を調べます。(粘膜萎縮が進むと胃がんになるリスクが高くなります。)
内視鏡検査とは
ABC分類検査は、その精度に課題がある検査(偽陰性:リスクがあるのに、なしと判定される)であるため、その部分をカバーするために内視鏡検査を同時で行うものです。
受診にあたっての申込方法等
対象者(受診条件)
35歳から49歳になるまでに1回だけ、かつ次の8つの条件すべてに該当しない方が対象となります。
- 年齢が35歳未満である。もしくは、50歳以上である。
- 過去に静岡市の胃がんリスク検診を受診したことがある。
- 過去に胃がんと判定されたことがある。
- 過去に胃切除手術を受けたことがある。
- 過去にピロリ菌を除菌したことがある。
- 現在、胃潰瘍(いかいよう)や十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)を治療中である。
- 現在、腎不全(じんふぜん)を治療中か経過観察中である。
- 現在、胃酸分泌抑制剤(プロトンポンプ阻害剤)を服用中である。
自己負担額
4,000円
申込方法
まずは健康づくり推進課(電話:054-221-1579)まで、お電話でお申し込みください。
受診券を発行します。
お手元に受診券が届きましたら、ご自身で健診実施医療機関へ受診手続きをお願いします。