印刷

ページID:53740

更新日:2025年12月23日

ここから本文です。

第17期しずおか教師塾の様子

第11回

午前の前半は「やる気を引き出すコーチング」をテーマに、PHPビジネスコーチ(上級)の岡村寿人氏から、やる気を引き出すコミュニケーションのあり方について教えていただきました。塾生は、学校現場で子どもとコミュニケーションを図る様々な場面において、コーチングのスキルを生かすことで教育的効果が高まることについて考えを深めることができました。

現在、学校現場では、授業を通して学んだことを「動画」を含めたプレゼン資料にまとめる活動が行われています。「学校現場の教育的ニーズに応えていく」という教師塾の目的を達成するため、第17期教師塾では、塾での学びをまとめる活動として、「教師塾の魅力を伝える動画(7分間)」づくりを行います。

その実施に当たり、午前の後半は、静岡放送株式会社の伊東紗央子氏から「魅力を伝える動画の創り方」をテーマに、テレビの番組制作を事例にして、「撮影前の準備」「撮影時」「撮影後の編集」の3段階に分けて、どのような準備をして、どのようなことに気を付ける必要があるかなどについて具体的に教えていただきました。塾生は、「動画」という表現方法だからこそできる「伝え方」の強みについて理解を深め、自分たちがつくる「動画」のイメージと完成に向けた見通しをもつことができました。

午後は、「教員としてのコミュニケーション能力を高める」をテーマに、アサーティブ・ジャパン認定講師の谷澤久美子氏から、アサーティブの考え方について教えていただきました。塾生は、アサーティブの考え方を理解することで様々な方とのコミュニケーションが円滑になり、教育活動が充実することについて、考えを深めることができました。

塾生同士でペアトークをする様子講義中の塾生の様子

講話をする講師の様子

第10回

「静岡市が誇る人とモノに出会い、静岡市の魅力を語ることができるようにする」ことを目的に、市内のフィールドワークを行いました。小学校の教師となった卒塾生からは、「塾生時代にフィールドワークを通して出会った人やモノを、実際の授業づくりに生かしている」という声が寄せられています。

塾生がフィールドワークで訪問した場所は、「お茶」「しずまえ」「海洋文化」「防災」「歴史文化」の5分野に関係しています。訪問した先で塾生からのインタビューにご協力いただいた皆様に厚く感謝申し上げます。

塾生は訪問した先で、携わる事業や豊かな自然をよりよくしようと工夫や努力を重ねる皆様の信念に触れ、静岡市の魅力は「人」であり、また、その人がよりよくしようとしている「モノ」であることを強く感じることができました。

「お茶」について訪問先で話を聞く塾生「清水港」について訪問先で話を聞く塾生

出発前にポーズをして写真をとる塾生

 

第9回

午前は「静岡市が目指す教育」をテーマに、静岡市教育委員会学校づくり推進監の小澤美加氏からご講話いただきました。塾生は、静岡市が「一人ひとりのやってみたいが広がる学校」づくりを進めていることを学ぶことができました。また、教育公務員としての意識と危機管理について具体例をもとに学び、その意識を高めることができました。

午後は、塾生と教官で個人面談を行いました。塾生は面談を通して、これまでの教師塾での活動を振り返り、自身の強みと今後の課題、将来像等についてじっくりと考えました。

計18回の教師塾も今回で折り返し地点となります。今回の面談を通して再設定した目標の達成に向けて、後半の9回も充実した学びとなることを期待しています。

講話中の様子講話中に隣同士で意見交換をする塾生の様子

講話中の塾生の様子

第8回

午前は「静岡の海洋を探究する」をテーマに、東海大学海洋学部教授の坂本泉氏から、駿河湾の地形とそこに生きる生物、海洋研究の価値と「防災」「資源活用」に係る未来などについて教えていただきました。塾生は、郷土の海である「駿河湾」の魅力を再発見し、私たちの生活は「駿河湾と共にある」ことを実感することができました。

午後は「しずまえを知る」をテーマに、サワイリ食品株式会社代表取締役社長の澤入秀美氏から、マグロが消費者に届く過程を教えていただきました。塾生は、マイナス60℃の冷蔵倉庫に入ったり加工の様子を見学したりすることで、携わる方々が「安心・安全で美味しいマグロを届ける」という信念をもち、工夫・努力をしていることを実感することができました。

第7回

午前は「登呂遺跡再発見」をテーマに、学芸員の松原草太氏から、登呂遺跡・登呂博物館の魅力や学校との連携のあり方について教えていただきました。併せて、石包丁づくり・火起こし・米の収穫等の体験を通して、登呂の地で暮らしていた遠い昔の人々の知恵や工夫に気づき、その生活の様子を想像することができました。

午後は、「芹沢の世界~人間国宝の志~」をテーマに、学芸員の田中亜美氏から、芹沢銈介美術館の見所や幅広い分野で活躍した芹沢銈介氏の功績について教えていただきました。日々の暮らしに彩を添える、温かい色合いの作品に心が癒され、芹沢銈介氏は郷土の誇りであることを実感することができました。

第6回

午前の「お茶の入れ方教室」では、日本茶シニア・インストラクターの中田吉彦氏から、お茶が静岡市の特産物となった歴史的背景と美味しいお茶の入れ方を学びました。「お茶の入れ方教室」は市内の小学5・6年生を対象に実施しています。塾生は、お茶を実際に入れてその「美味しさ・魅力」を実感すると共に、「入れ方教室」の実際を理解することができました。

午後は、「静岡市の情報教育」をテーマに、静岡市教育センター指導主事2名からご講話いただきました。塾生は、学校現場におけるICT機器の活用事例と効果を学び、具体的な活用場面についてイメージを膨らめると共に、著作権と情報モラルについて理解を深め、適切に使用していくことの大切さを実感することができました。

第5回

静岡市歴史博物館で講座を終日行いました。

午前は、「家康と静岡」をテーマに、静岡大学名誉教授の小和田哲男氏からご講話いただきました。塾生は講話冒頭に、小学校の担任と母親のお陰で歴史研究者となったことを聞き、教師の役割の大きさを実感しました。講話では、家康の人生における静岡との深い関わり、家康が静岡を選んだ理由について理解を深めることができました。

午後は「博物館の役割、学び方と活用の仕方」をテーマに、博物館職員からご講話いただきました。塾生は、博物館に期待される役割を理解し、学校と博物館との連携のあり方について、考えを深めることができました。その後、博物館を見学し、徳川家康を中心に紹介された静岡市の歴史について、展示を通して学ぶことができました。

講話中の会場の様子講師が講話をしている様子

講話の様子講師にインタビューする塾生の様子

第4回

午前は、「志を語る」をテーマに、創造舎社長の山梨洋靖氏からご講話いただきました。塾生は、山梨氏が進める「人宿町人情通り」や「駿府の工房匠宿(静岡市指定管理業務)」などの事業事例を通して、静岡市の「まちづくり」にかける情熱にふれ、教員として情熱を持つことの大切さを学ぶことができました。

午後は、「静岡市の課題と展望」をテーマに、しずおか教師塾の塾長である難波喬司静岡市長からご講話いただきました。塾生は、掘り下げた根拠をもとに静岡市の状況を広く深く理解し、今後の静岡市の教育のあり方や教員として学級・学校を経営していく時の心構えについて見識を深めることができました。

第3回

静岡市立の小中学校では、「地域や静岡市に愛着と誇りをもつ静岡市民を育てると共に、広く社会や世界に目を向けて、その発展に寄与する人材の育成を目指す郷土を舞台にした学習」として「しずおか学」を行っています。「しずおか学」の目標を達成するためには、まずは教師が静岡市のよさを知り、愛着と誇りを持つことが大切となります。そこで、静岡市の誇りのオクシズ地域の井川を訪問しました。

午前はウォークラリーを計画していましたが、あいにくの雨で中止となり、替わりに様々な室内レクリエーションを行いました。小学校の現場においても、雨で野外活動が中止の場合には、室内レクリエーションを行い、親睦を深めることを行っています。

午後には、「日本一過酷なレースに挑戦する」をテーマに、山岳アスリートの望月将悟氏からご講話いただきました。塾生は、富山県から静岡県まで縦断する「トランスジャパンアルプスレース」で4連覇達成など、数々の挑戦を続けてきた望月氏の生き方にふれ、自分の夢の実現に向けて挑戦することの大切さを学ぶことができました。

井川を訪問することを通して、道中の山々の様子を見たり、井川の食材を使用した弁当を食したり、望月将悟氏の講座の中で紹介されたオクシズ「井川」の自然の豊かさを映した写真を見ることを通して、オクシズ「井川」の魅力を感じることができたと思います。

第2回

ガイダンスでは、「文章の書き方」「井川での活動」「しずおか学」について教官からの説明を聴き、教師塾でどのような学びをしていくのかについて理解を深めました。また、塾での活動を豊かなものにしていくための係活動も始まっています。係活動では、自分の役割を果たそうと、主体的に動く姿が見られます。目標とする塾生の姿「主体性と柔軟性がある塾生」に向けて、着実に歩み始めています。

話し合いをする塾生の様子係活動を行う塾生の様子

班ごとに話し合いをする塾生の様子笑顔で話しを聞いている塾生の様子

第1回

しずおか教師塾第17期入塾式を行いました。入塾生の凛としたふるまい・行動により、適度な緊張感と清新な雰囲気の中で執り行うことができました。
小学校の教員になることを目指す入塾生は、「主体性」を高め「柔軟性」を伸ばすために、計18日間の講座を通して、主体的に学びを深めていきます。

呼名される塾生の様子の画像代表の塾生が塾長に向かって代表のことばを述べる様子の画像

卒塾生の話を聞く塾生の様子の画像

お問い合わせ

教育委員会事務局教育局教職員課教師塾係

清水区旭町6-8 清水庁舎7階

電話番号:054-354-2297

ファックス番号:054-354-2437

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?