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更新日:2025年2月10日
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静岡市都市計画公園見直しガイドライン
静岡市では、都市計画公園の検証と見直しを円滑に行うために、「静岡市都市計画公園見直しガイドライン」を策定しました。
趣旨
都市における公園緑地は、美しく潤いのある景観を形成し、市民の余暇活動や休息の場となり、災害時の避難地や災害防止効果、ヒートアイランド現象の緩和などの環境保全効果等もあり、多様かつ重要な役割を担っています。
そのため、都市計画公園という都市施設は、都市の将来像の実現を見込み、長期的な視点からその区域をあらかじめ都市計画に定めて整備することになっています。
本市においても、都市計画公園の整備に順次取組んでおりますが、都市の社会資本整備は短期間では完了しないことが多く、都市計画決定から長期にわたり未整備となっている公園が多く残されており、都市の重要な課題となっています。
特に、近年の厳しい地方自治体の財政状況の中では都市計画事業が進展せず、今後もこれらの整備にはまだ多くの資金と時間がかかることが予想されます。
事業着手の目途がたたない中で、都市計画決定区域内の住民や土地所有者の方々には、長期間にわたる建築の制限や、売買・建替え等の将来の生活設計が立てにくいなどの課題が浮上しています。
このような情勢を踏まえ、計画的かつ効率的に公園緑地を確保するために、都市計画公園の配置、規模のあり方を検討し、検証と見直しの考え方を本ガイドラインで示しております。