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更新日:2024年2月15日

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静岡市都市計画マスタープラン 第4章 藁科地域

静岡市都市計画マスタープラン

第4章 地域別構想

  1. 城内地域
  2. 安倍地域
  3. 城北地域
  4. 城東地域
  5. 藁科地域
  6. 静岡山村域
  7. 豊田地域
  8. 城南地域
  9. 大里地域
  10. 長田地域
  11. 羽衣地域
  12. 有度地域
  13. 庵原地域
  14. 清水山村地域

2 安倍地域

 

まちづくりの目標

藁科川の清流のほとり 自然・歴史・住が調和した
やすらぎのまちづくり

まちづくりの主な課題

藁科川中流域の既存集落地の保全が必要です。

地域南側は、密集市街地の改善が必要です。

(都)第二東名自動車道に至る藁科川両岸の山際は、今後の宅地需要に対応した土地利用が必要です。

藁科川、安倍川等の自然環境や洞慶院、木枯の森等の歴史的資源の保全と活用が必要です。

国道362号の渋滞を解消する必要があります。

中山間地と市街地間を連絡する県道奈良間手越線等の整備が必要です。

中小河川等をまちづくりに活用する必要があります。

既成市街地内の生活道路や身近な公園、下水道の整備が必要です。

地域住民が利用しやすい生活拠点商業地の形成が必要です。

現在実施中または今後予定されている重点プロジェクト

(都)第二東名自動車道静岡SA(仮称)と周辺の整備

東西の大動脈として整備を促進するとともに、飯間地区等に予定されているサービスエリアとその周辺は、地域の活性化につながる整備の検討を進めます。

地域整備の基本方針

藁科川中流域の既存集落地の保全

大原、水見色、富沢、富厚里、吉津等の既存集落地は、周辺の自然と調和したふるさとの情景を引き継ぎながら、やすらぎある集落地として保全を図ります。

藁科川中流域に広がる既存集落地のイメージ

藁科川中流域に広がる既存集落地のイメージ

地域南側における密集市街地の改善

羽鳥等は、道路が狭く、木造住宅が密集しているため、計画的なまちづくりにより、災害に強いまちを目指します。

国道362号の整備

国道362号は、中山間地や中心市街地との連携と交流を強化するため、安西橋4車線化の整備を推進します。

地域の連携を強化する県道奈良間手越線の整備

中山間地と市街地間の連携と交流を強化するため、県道奈良間手越線の整備を推進します。

藁科川、安倍川等の自然環境や洞慶院等の歴史的資源の保全と利用促進

うるおいのある水辺景観として藁科川等や、あるいは、歴史と文化が薫る景観として洞慶院等を保全します。

また、市民が身近に自然や歴史と親しむレクリエーション空間として有効に活用するため、木枯の森等を連絡する歩行者自転車道路のネットワーク化を推進します。

新間谷川、久住谷川等の水を活かしたまちづくり

新間谷川等の河川は、親水機能に配慮しながら水辺景観を形成し、まちづくりに活用を図ります。

既成市街地の下水道の整備

河川などの公共用水域の水質保全や浸水の防除、あるいは、生活環境を改善するため、下水道の整備を検討します。

土地利用の誘導方針

低密度住宅地

建穂1丁目・2丁目を中心とする地区は、ゆとりとうるおいのある戸建住宅地に誘導します。

中密度住宅地

羽鳥や山崎等は、マンション等の都市型住宅と戸建住宅が調和した住宅地に誘導します。

生活拠点商業地

国道362号、市道山崎新田慈悲尾線の沿道は、既存の生活利便施設を活かしながら、地域の人が集い、賑わいのある商業地に誘導します。

住工複合地

牧ヶ谷等は、住環境と生産環境が調和した土地利用に誘導します。

既存集落地

大原、水見色、慈悲尾等は、集落地の住環境を保全しながら、自然環境と調和した土地利用に誘導します。

中密度住宅地(羽鳥)

土地利用の誘導方針図

凡例

交通環境及び道路の整備方針

重点整備の方針

(都)第二東名自動車道の早期整備を促進します。

中山間地と市街地とを連絡する国道362号、県道奈良間手越線の整備を推進します。

主要な生活道路は、歩行者と車両が安全に通行でき、また、災害時には、消火や救援活動に支障がない道路幅員の確保を目指します。

都市計画道路
高規格幹線道路(赤四角付数字)

1 第二東名自動車道

主要幹線道路(青四角付数字)

1 国道1号バイパス線

幹線道路(黒四角付数字)

1 日出町羽鳥線

その他都市計画道路(丸付数字)

1 手越牧ヶ谷線宮前大岩線 2牧ヶ谷中央線 国吉田瀬名線 3 牧ヶ谷1号線

今後、新たに検討する都市計画道路
  • A (都)日出町羽鳥線を北西に延伸

その他都市計画道路
((都)手越牧ケ谷線)

交通環境及び道路の整備方針図

凡例

自然環境の保全及び公園緑地の整備方針

重点整備と保全の方針

藁科川、安倍川の自然環境や安倍城址、洞慶院等の歴史的資源を保全するとともに、「高山・市民の森」を整備し、市民が身近に自然や歴史と親しむレクリエーション空間として活用を図ります。

藁科川や安倍川、洞慶院等を連絡する歩行者自転車道路のネットワーク化を推進します。

新間谷川等の河川は、親水機能に配慮しながら水辺空間を形成し、まちづくりに活用を図ります。

歩行者自転車道路のネットワーク

安倍川河口から藁科川、安倍川の上流に至るルート

市街地から洞慶院や安倍城址に至るルート

牧ヶ谷から長田地域の旧丸子宿に至るルート

新間谷川沿いのルート

水と風の通り路(藁科川)

自然環境の保全及び公園緑地の整備方針図

凡例

市街地環境の整備方針

建築物誘導型市街地

山崎、牧ヶ谷の土地区画整理事業施行済の住宅地は、高度地区や地区計画制度等の活用により建築物等を誘導し、良好な中密度住宅地の形成を目指します。

牧ヶ谷の土地区画整理事業施行済で住宅地を除く地区は、高度地区や地区計画制度等の活用により建築物等を誘導し、住環境と工場等の生産環境が調和した住工複合地の形成を目指します。

誘導型市街地

千代や羽鳥、建穂は、高度地区や地区計画制度等の活用により、主要生活道路等の基盤整備を推進しながら、良好な低・中密度住宅地の形成を目指します。

(都)国道1号バイパス線の南側の羽鳥は、高度地区や地区計画制度等の活用により、主要生活道路等の基盤整備を推進しながら、住環境と工場等の生産環境が調和した住工複合地の形成を目指します。

改善型市街地

羽鳥の道路が狭く比較的建物が密集している地区は、計画的なまちづくりにより、良好な中密度住宅地の形成を目指します。

既存集落地

大原、水見色、慈悲尾等の既存集落地は、今後も自然と調和した住環境の保全を図ります。

建築物誘導型市街地
(山崎)

市街地環境の整備方針図

凡例市街地環境の整備方針における市街地類型の考え方はこちらから

地域防災の方針

重点整備の方針

避難路として機能する都市計画道路の整備や電線類の地中化を推進するとともに、沿道の不燃化を促進します。

身近な学校や公園等の一次避難地を整備するとともに、新たな避難地を検討します。

延焼の防止や消火活動の円滑化を図るため、主要生活道路の整備や消火設備の充実を進めます。

延焼の防止に効果のある中小河川等の空間整備や緑地の保全、宅地の生垣化を促進します。

羽鳥等の密集市街地において、道路、公園等の整備や建築物の建替え、不燃化を促進します。

山地、緑地の持つ保水機能等の保全と土砂災害等の防止を促進します。

一次避難地
(山崎新田スポーツ広場)

地域防災の方針図

凡例

地域景観の整備方針

守る景観

藁科川や安倍川は水辺景観として、また、安倍城址や洞慶院、木枯の森等は歴史と文化が薫る景観として保全を図ります。

活かす景観

山地等は、市街地からの借景として市街地景観に活用を図ります。

安倍城址や小瀬戸城址等から市街地や富士山を望む良好な景観ポイントの活用を図ります。

育てる景観

富沢や水見色等の既存集落地は、自然と調和し、ふるさとの情景を持つ集落地景観の育成を図ります。

建穂等の低密度住宅地は、生垣化や建物の後退等により、緑豊かなゆとりある景観の育成を図ります。

国道362号、県道奈良間手越線の沿道は、計画的なまちづくりにより、地域の特性を活かしたうるおいとゆとりある景観の育成を図ります。

羽鳥や山崎等の中密度住宅地は、戸建住宅と都市型住宅が調和した景観の育成を図ります。

牧ケ谷等の住工複合地は、敷地内の緑化促進等により、住宅と工場等が調和した景観の育成を図ります。

創る景観

千代や羽鳥の生活拠点商業地は、歩行者空間や沿道建築物の修景整備を進め、地域の特性を活かした魅力ある景観の創出を図ります。

新間谷川や久住谷川等は、良好な水辺景観の創出を図ります。

主要な道路において電線類の地中化や街路樹等の整備により、安全で快適な道路空間の創出を図ります。

めじるしとなる景観

地域のシンボルとなる建造物等は、市民の誇りを生み出す要素として保全します。

地域景観の整備方針図

凡例
凡例

藁科地域 地域整備方針図

凡例
凡例

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静岡市役所 都市局 都市計画部 都市計画課
〒421-8602 静岡市葵区追手町5番1号
TEL(054)221-1406 FAX(054)221-1117
情報作成日 2006年2月1日

お問い合わせ

都市局都市計画部都市計画課土地利用計画係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館7階

電話番号:054-221-1409

ファックス番号:054-221-1294

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