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ページID:3159
更新日:2025年2月6日
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熱中症に気をつけましょう!
気候変動の影響により、熱中症による被害が増加傾向にあります。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化 に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症の基礎知識
熱中症とは・・・
暑い時・運動や活動をした時に体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなったりしておきる、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などの様々な症状を総称して熱中症といいます。
熱中症の症状は?
軽度:めまい、立ちくらみ、筋肉痛
中度:頭痛、吐き気、体がだるい
重度:意識がない、けいれん、高い体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない
どんな時におきやすい?
環境:気温が高い、湿度が高い、風が弱い、急に暑くなった
体の様子:暑さに慣れていない、高齢者・幼児、持病のある人、体調の悪い人
熱中症は、室内でも多く発生しています。夜も注意が必要です。
応急手当の原則
- 涼しい場所へ避難させる
- 衣服をゆるめ、体を冷やす
- 水分・塩分を補給する
自力で水を飲めない、応答がおかしい時はためらわずにに救急車(119番)を呼びましょう!
熱中症の応急処置(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)
熱中症の予防法
1 暑さを避けましょう
屋内では…
-
エアコン等で温度を調節する
-
室温はこまめに確認する
-
遮光カーテン・すだれを利用する
屋外では…
- 日傘や帽子を着用する
- 日陰の利用、こまめな休憩をする
- 天気の良い日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避ける工夫を
- 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
- 保冷剤・氷・冷たいタオルなどで、からだを冷やす
2こまめに水分補給をしましょう
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分を補給しましょう。
激しい運動、作業を行ったとき、多くの汗をかいたときは塩分も補給しましょう。
3日ごろから健康管理をしましょう
日頃から体温測定等、健康チェックを行い、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養しましょう。
高齢者、子ども、障害者の方々は、熱中症になりやすいので、十分に注意しましょう。
また体を暑さに慣れさせることが重要なため、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。日常生活の中で、運動や入浴をすることで汗をかくことを意識してみましょう。その際は水分補給を忘れずに、無理のない範囲で実施しましょう。