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更新日:2025年9月19日
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静岡市公共施設男性用トイレへのサニタリーボックス設置に関するご案内
前立腺がん・膀胱がんの手術や加齢などが原因で、尿漏れパッドなどを使用する男性の方が多くいらっしゃいます。そのような方の中には、外出先での尿漏れパッド等の処理にお困りの方や、不安を感じている方もおられます。
静岡市では、第1期静岡市がん対策推進計画において、「がん患者とその家族が地域で安心して暮らしていけるまちづくり」を目標として掲げています。
目標実現に向けた取組の一つとして、公共施設の男性用トイレへのサニタリーボックスの設置を進めています。
静岡市公共施設男性用トイレへのサニタリーボックス設置状況(2025年7月1日現在)
- (葵区)公共施設サニタリーボックス設置状況一覧表(PDF:250KB)
- (駿河区)公共施設サニタリーボックス設置状況一覧表(PDF:209KB)
- (清水区)公共施設サニタリーボックス設置状況一覧表(PDF:215KB)
トイレを利用する皆さまへのお願い
サニタリーボックスには、衛生用品以外のものは捨てないでください。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
男性用トイレのサニタリーボックス設置に関する留意点等
公共・民間施設を問わず、男性トイレ(個室)へのサニタリーボックス普及に向け、設置を検討する際の参考としてください。
(一般社団法人日本トイレ協会のホームページ「男性用トイレのサニタリーボックス設置に関する留意点等について」(2025年4月13日)から一部抜粋)
設置場所
男性用トイレの共用部ではなく、個室内に設置することが望ましいです。これは、共用部の場合、処理する際に恥ずかしさの心理的ハードルがありますが、個室内に設置・完結することで、処理に当たっての心理的ハードルを下げることができます。
また、個室内で完結することで、共用部トイレまでの運搬に伴う汚れ等を抑えることができ、トイレ内の衛生面を確保することも可能です。
なお、多機能トイレだけに設置すればよい、というご意見もありますが、必要な方が利用できるだけの数が用意されているわけではないことから、男性用トイレの個室内に設置することが望ましいと考えます。
個室内設置に伴う案内
男性用サニタリーボックスは、各地で設置の動きが広まっているものの、いまだ認知度が低いことから、個室内に設置した際、ごみ箱と間違われる可能性があります。
そのため、「病気の症状等により必要な方のために設置しています」、「尿漏れパッド等を利用されている方のために設置しています」という形で、「誰のために置かれているのか」、「どのような目的で置かれているのか」を明示することが重要となります。
また、案内は、個室入口だけでなく、男性用トイレの入り口に掲示することで、サニタリーボックスを利用できる男性用トイレであることを明確にすることができます。
設置事例及び公共施設への設置状況
設置事例
静岡市上下水道局庁舎設置