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更新日:2025年2月10日
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各種汚水処理施設の整備区域の見直し及び静岡市汚水処理計画
各種汚水処理施設の整備区域の見直し
汚水処理施設とは、トイレや台所・風呂などからの生活排水を処理するための施設をいい、静岡市では「公共下水道」、「農業集落排水」、「合併処理浄化槽」の3つに分類されます。
これまでの整備区域の区分は、将来的な人口の増加を前提としたものでしたが、人口減少など近年の社会情勢の変化により、その区分が適正なものとは言いがたくなっています。
そこで、それぞれの汚水処理施設が有する特性や経済性を総合的に判断し、「各種汚水処理施設の整備区域(見直し案)」を作成しました。
その後、パブリックコメントを実施し、皆さんからのご意見に対する市の考え方や対応をまとめ、これらを踏まえ、整備区域の見直しを決定しました。
整備区域の見直し結果
- 公共下水道
市街化区域(蒲原・由比地区を除く※1)と、すでに整備が完了している市街化調整区域 - 農業集落排水
整備が完了している11地区 - 合併処理浄化槽
公共下水道、農業集落排水の区域以外
(※1)清水区蒲原・由比地区については、平成26年度に、公共下水道ではなく合併処理浄化槽で対応していく区域としました。
静岡市汚水処理計画
見直した整備区域を基に、生活環境の早期改善を目指し、今後の各種汚水処理施設の整備を効率的かつ適正に推進するための実施計画となる「静岡市汚水処理計画」を策定しました。
その中で、概ね10年後までに汚水処理施設の概成を目指すための整備計画を中期計画(アクションプラン)とし、概ね30年後までの整備計画を長期計画としています。
目標年次・期間 | 汚水処理人口普及率※2 | |
---|---|---|
現況 | 平成28年度末現在 | 89.3% |
中期計画(アクションプラン) | 平成38年度(10年間) | 目標95.4% |
長期計画 | 平成58年度(30年間) | 目標98.5% |
(※2)汚水処理人口普及率[%]=(公共下水道処理人口+農業集落排水人口+合併処理浄化槽人口)/行政人口×100