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ページID:7780
更新日:2025年4月24日
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地域景観資源(建造物)第1号_東海道名主の館(小池家住宅)
- 所在地_静岡市清水区由比寺尾
- 所有者_静岡市
- 建築年_明治時代
- 構造_木造平屋建
- 指定日_2011年9月30日
- 特徴等_瓦葺き平入りの屋根、潜り戸(※1)付きの大戸、なまこ壁(※2)など、旧東海道沿いの由比寺尾地域の民家の面影を伝えています。
用語解説
(※1)「潜り戸(くぐりど)」
室町末期以後、壁や戸や扉の一部に付けてある出入り用の小さい戸。またはそうした戸を持つ出入口の総称です。(彰国社_建築大辞典より)
(※2)「なまこ壁」
主に土蔵造りの建物の外壁仕上げの一。方形の平瓦を並べ四隅を釘止めとし、目地に漆喰を盛り上げてその断面を海鼠形(半円形)にしたもの。この漆喰を海鼠漆喰といいます。江戸時代の初め武家屋敷の長屋及び長屋門の壁に始まり、後に民家の土蔵造りの腰壁にも使われるようになりました。(彰国社_建築大辞典より)