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更新日:2024年2月15日

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災害時の感染症対策

災害時には、建物の直接的な被害のほか、停電や断水などのライフライン被害により、衛生環境の悪化に伴う感染症のリスクが高まります。
このページでは、災害時の感染症対策において注意すべき事項や市の取組みについて掲載しています。

密を避けるために

災害時、避難場所に多くの人が集まると、3つの密(密閉・密集・密接)が起きやすくなります。
避難場所での密を避けるためにも、自宅の外への避難が必要なのか、避難行動判定フローを使って確認しましょう。また、自宅の外への避難が必要な場合でも、安全な親戚や知人宅など、避難場所以外への避難も視野に入れましょう。

命を守るため、正しい避難行動を!!のチラシ

※避難行動判定フローについては、風水害時の避難についてをご覧ください。

避難所に避難した際に注意すること

  • 「三つの密」の回避
    三つの密(密閉・密集・密接)を徹底的に避けるとともに、手洗いや人と人との距離の確保などの基本的な感染症対策を行うことが大切です。
  • 持参品(マスク、消毒液、体温計)
    マスクや消毒液、体温計を持参し、感染症予防に努めましょう。体調に変化があった場合は、すぐに避難所の運営者に伝えるようにしてください。
  • 症状が出た人のための専用スペースの確保
    発熱やせき等の症状が出た人については、専用の経路やトイレなど、一般の避難者とは異なるスペースを確保し、感染拡大を予防します。詳しくは、以下の避難所のレイアウトを参照してください。

新型コロナウイルス感染症対応時の避難所レイアウト(例)(内閣府)(PDF:905KB)

避難所における感染症対策について

避難所での感染症のまん延を防ぐためには、衛生的な環境を保つことが重要です。手指の衛生やせきエチケットを心がけましょう。
手指の衛生について、流水で手洗いができない場合はアルコールを含んだ手指消毒薬を使用しましょう。
せきやくしゃみが出る際は、ティッシュで口と鼻を覆い、ティッシュがない場合は、二の腕で口と鼻を覆いましょう。
詳しくは、以下のリンクから厚生労働省のページを参照してください。

災害時における避難所での感染症対策(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

避難所における感染症対策マニュアル

避難所は基本的に避難者の方々で運営します。避難所で感染症を蔓延させないためには、一人一人が感染症対策を徹底するとともに、運営の上で感染症対策をとることが重要になります。そこで、静岡市は「避難所運営マニュアル(新型コロナウイルス感染症対策編)」を作成しました。

静岡市の取組み

  • 感染症対策用品の整備
    市では、これまでに配備した災害時医療用救護セットに加え、以下の感染症対策を進めています。
    • (1)市立小中学校や交流館等(約160施設)に、マスク・消毒液・非接触型温度計・予防着・フェイスシールド等の感染症セット(13品目)パーティション4,820張を配備
    • (2)市内業者と段ボールベッド等の協定を締結
  • 避難所における十分なスペースの確保
    市では、感染症対策として、避難所におけるスペースの確保を進めています。
    • (1)避難所等のスペースの拡大
      3つの密(密閉・密集・密接)を回避するため、個人または家族ごとに目安として2m程度の間隔を
      保つように必要スペースを確保する。
    • (2)専用スペースの確保
      体調不良者や濃厚接触者の専用スペースとして、空調設備のある部屋等を確保する。

感染症セット(13品目)

段ボールベッド

防災動画を作成しました!

静岡市と清水エスパルスが連携して、防災に関する動画を作成しました。
災害時の避難のポイントについて5分程度でまとめてありますので、ぜひご覧ください。

みんなで学ぼう!災害発生時の避難行動(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

危機管理局危機管理課危機政策係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館3階

電話番号:054-221-1012

ファックス番号:054-251-5783

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