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ページID:289
更新日:2024年2月15日
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風水害時の避難について
風水害が発生した際に、正しい対応をするためには、自分がどのタイミングでどのような行動をすべきかを理解しておくことが大切です。このページでは、風水害時の避難行動の確認に必要な項目を掲載しています。
避難行動判定フロー
風水害時に備えて、ハザードマップとあわせて「避難行動判定フロー」を確認しましょう。「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自宅の災害リスクととるべき行動を理解しておきましょう。避難行動判定フローを使えば、風水害時に自分がどのタイミングで、どのような避難行動をとるべきかを確認できます。事前に確認しておくことで、風水害時の素早い対応が可能になります。
避難行動判定フローの使い方
- ハザードマップで自宅がどこにあるか確認しましょう。
- 自宅がある場所に色が塗られていたら「原則として避難」をします。
※「避難」とは「難」を「避」けることです。避難場所へ避難することだけが避難ではありません。自宅に留まって安全確保が可能かチェックしましょう。 - 自宅がある場所に色が塗られていたら、命を守るため、安全な場所へ避難する必要があります。チラシの判定フローを読んで、当てはまる行動を選択しましょう。
- 最終的に出た結果が、あなたの避難のタイミングと避難先の目安です。
避難行動判定フローを使って、あなたの避難のタイミングと避難先の目安が分かったら…
マイ・タイム・ラインを使って「いつ」「誰が」「何をするか」を時系列で整理しましょう。
避難行動の種類
避難先 | 行動例 |
---|---|
屋内安全確保 (その時点にいる建物内) |
建物の上階や、山の斜面から少しでも離れた部屋への移動 想定される浸水深より高い場所に滞在など |
安全な親戚や知人宅、地域の集会所、ホテルなど | ハザードマップなどを参考に災害発生の恐れの低い場所へ移動 (立ち退き避難) |
指定緊急避難場所 | 行政が指定する避難場所への移動(立ち退き避難) |
※指定緊急避難場所への移動だけが避難ではありません。自宅の周りのリスクなどを確認し、自宅の外に避難する必要があるのか、自宅で生活を継続できるのか判断しましょう。
※指定緊急避難場所は災害の種類(地震・津波・風水害など)で異なります。
避難場所と避難所の違い
避難場所と避難所は似た言葉ですが、意味が異なります。
2つの違いをよく理解して、自宅近くの避難場所・避難所を確認しておきましょう。
- 避難場所
災害から身を守るために、緊急的に避難する施設又は場所のことです。
静岡市では、風水害の指定緊急避難場所として、小学校や生涯学習施設など、現在79か所を指定しています。 - 避難所
災害により居住場所を確保できなくなった人が臨時的に生活する施設のことです。
静岡市では、指定避難所として、小・中学校や高校・市立体育館など、現在241か所を指定しています。
避難情報のポイント
風水害の発生に備え、「避難情報のポイント」を確認しておきましょう。静岡市から出される避難情報(警戒レベル)についてもあわせて確認しておきましょう。
感染症対策について
避難について知っておくべき5つのポイント
災害時には、危険な場所にいる人は避難することが原則です。
感染症が流行している中でも、この5つのポイントを基本として、災害時には臨機応変に行動しましょう。
- 避難とは[難]を[避]けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。
- 避難先は、小中学校・公民館だけではありません。安全な親戚・知人宅や地域の集会所などへのに避難することも考えてみましょう。
- マスク・消毒液・体温計など、必要と思われる感染症対策用品はできるだけ自ら携行して下さい。
- 市が指定する避難場所、避難所は変更・新設している可能性があります。最新の情報は静岡市ホームページや、テレビのデータ放送などで確認して下さい。
- 豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。避難行動は早めに行い、やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況等を十分確認して下さい。
防災動画を作成しました!
静岡市と清水エスパルスが連携して、防災に関する動画を作成しました。
災害時の避難のポイントについて5分程度でまとめてありますので、ぜひご覧ください。