印刷
ページID:7776
更新日:2025年4月24日
ここから本文です。
景観重要建造物第6号_静岡県庁本館
- 所在地_静岡市葵区追手町
- 所有者_静岡県
- 建築年_1937年(昭和12年)
- 構造_鉄筋コンクリート造地上4階建(一部5階建)
- 指定日_2011年9月30日
- 特徴等_当時流行した帝冠様式(※1)を基調としており、石造風の外壁と赤褐色の瓦葺き屋根を有し、左右対称で安定感のある外観です。
用語解説
(※1)帝冠様式(ていかんようしき)
昭和初期ナショナリズムの台頭を背景として、無国籍または国際的な様式の近代主義建築に対抗して主張された様式です。構造は鉄筋コンクリート造または鉄骨造で、これに伝統的な屋根を載せるのを最大の特色とします。日本風及び東洋風と称しながら実際には中国風の色彩が強い外観を持ちます。一般的にはナショナリズムとファシズムが高揚した1930~1940年頃のもののみを指します。(彰国社_建築大辞典より)